この記事は植木鉢やプランターに発生するコバエの予防方法や撃退方法について書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
ここのところ雨が続いています。気温も少し上がって日中は暑い〜、と悠長に話していてはいけません💦
私は3月末にタデアイの種を植えたのですが、驚くことにプランターが「コバエの楽園」と化していました😱
気をつけていても増えてしまうコバエに、皆さまはお困りではありませんか?
コバエがなぜ増えてしまうのか、どんな環境を好むのか、予防方法や撃退方法が分かれば便利ですよね!
この記事ではコバエの発生する環境や予防方法、発生した時の撃退方法について書いています。
これからジメジメした梅雨に季節に入ります。コバエにお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【永久保存版】コバエの発生する環境、予防方法と撃退方法について
私はベランダでパンジーやマリーゴールドなどをプランターに植えて観賞したり、タデアイの種を蒔いて育てています。
度々コバエを見つけると対処していたのですが、気温が上がり雨が続くと大量に発生していました。
ではコバエはどこからきて、なぜ発生してしまうのでしょうか?
実は観葉植物や花の苗にすでに卵が産み付けられていることがあります。なので完全に駆除するのは難しいのです。
でも種を蒔いたたで藍から、なぜコバエが発生してしまうのでしょうか?
その理由の原因の1つは意外なところからでした。それはこの後お伝えしますね。
毎日観察して長く草花の観賞を楽しみたいものです。そして私はお花の終わりが近づいたら、染料として刺し子糸の染色を楽しんでいます♪
コバエって何?
コバエとは小さなハエの総称で、コバエというハエがいるわけではありません。
コバエにはショウジョウバエ、ノミバエ、キノコバエなどがいます。
キッチンで発生するショウジョウバエは名前を知っている人も多いと思いますが、植木鉢やプランターに発生するのはキノコバエです。
植木鉢に発生するコバエの好む環境
植木鉢やプランターで大量発生するコバエは、キノコバエ(正式名称クロバネキノコバエ)という体長約2mmのコバエです。
キノコバエはハエ目カ亜目に属し、日本では126種がいるとされています。幼虫がキノコの菌糸などを食べるといわれることから、キノコバエという名がついたとされます。
植物に生える菌や茎などを栄養として繁殖します。
気温30度以上、湿気70%になると大量発生します。梅雨の時期は特に活発になります。
3〜4日で孵化し、寿命は4〜7日、産卵時期は1度に60〜80個もの卵を産みます💦
人には特に害はないのですが、ブンブンと飛び回る様子は気持ちのいいものではありません。
コバエの予防方法
- 有機肥料を与えすぎない
- 水を与えすぎない
- 風通しをよくする
- 防虫ネットを使用する
鶏糞や油カスなどはコバエのエサになります。土の表面が湿気ているのを好むので、ジメジメしている梅雨の時期はヤバいです。
とはいえ土を乾燥させようとして、観葉植物を直射日光に当ててしまうと植物が弱ってしまいます。
コバエが通り抜けないよう防虫ネットの網目1mm以下のネットを使用するのも効果があります。
コバエの撃退方法
- 殺虫剤を使用
- コバエを誘導
- 土ごと取り替える
- 粘着テープを使用
- 無機質の用土にする
- 植木鉢を水に沈める
1、殺虫剤を使用
殺虫剤には土に混ぜ込むタイプ、スプレータイプがあります。土に混ぜ込んでコバエの幼虫や卵を撃退します。
スプレータイプは直接植物にかかると冷害があるので注意してください。
2、コバエを誘導
SNSで一時話題になったのですが、めんつゆやお酢を使ってコバエに罠を仕掛けます。
コバエの身体は水を弾くように油で覆われています。食器用洗剤に含まれる界面活性剤でコバエの油分を溶かし溺れてさせます。
- ペットボトルを半分くらいの長さに切り取る
- めんつゆ、またはお酢を入れる
- 植木鉢やプランターの側に置く
3、土ごと取り替える
卵や幼虫の発生した土を新しいものに取り替えます。
新しい土は殺菌処理をしたものを購入してください。→下記に詳しく書いています。
4、粘着テープを使用する
市販のコバエを撃退する粘着テープを使用します。コバエの姿をを見ることになるので、虫の苦手な方はご注意ください。
5、無機質の用土にする
コバエは土の表面から2〜3cmのところに卵を産みます。そこで土の表面から3cm以上のところを無機質なもの、赤玉土・鹿沼土・バーミキュライト、また100均などで見かけるカラーサンドなどにします。
室内観葉植物培養土はピートモスでできているので、この改良用度を使用するのも効果的です。
6、植木鉢を水に沈める
植木鉢を10〜20分間水に沈め、浮いてきた卵や幼虫を溺死させます。
こちらも卵や幼虫の姿を見る可能性がありますので、苦手な方は注意です。
安い土にも原因があった!
先程コバエの発生は「観葉植物や花の苗にすでに卵が産み付けられている」と説明しました。
ではなぜ種から植えたタデアイのプランターからコバエが大量発生したのでしょうか?
それは安い土を購入したからです。
私は100均の土を使用しました。この100均の土は全部がそうとは言えないのですが、産業廃棄物のリサイクルだったり殺菌処理がされておらず、卵が産み付けられている場合があります。
植物を植えたプランターからは雑草が生えていたので、殺菌処理がされていなかったのかなと思われます。
また白カビが生えていたので、これはコバエの好物となります。
しかしながら
- 100均の土 2〜3ℓ 100円
- 今回購入した土 25ℓ 680円
100均の方が割高です(笑)
ということで、コバエ発生の危険性があるので安い土は避けた方が賢明です。
タデアイの植替えと対策
私はコバエの発生した100均の土を処分して、新しい土に入れ替えました。鉢底石はキレイに洗って再利用しました。
植木鉢には鉢底石と鉢底ネットを敷き、防虫と通気をよくしています。
そして虫と病気の防除に選んだのは「やさお酢」です。「やさお酢」は人と植物優しい、100%食品で作られています。
〈一石三鳥の効果〉
- 虫除け
- 株全体の代謝がよくなる
- 土の微生物の活性化
薄めずこのまま使えて便利!
しかしながら生き残って飛んでいるコバエは、絶えず新しい土を狙ってきます。やさお酢を吹き付けるだけでは、殺菌スプレーのような死滅は望めません。
めんつゆのワナを仕掛け、見つけたコバエをバシッと潰しつつ、植物に目を光らせています。
それでもダメなようなら、オントランのような土に埋め込むタイプの殺虫剤を考えます。
YouTube・コバエの発生する環境、予防方法と撃退方法・タデアイの植替え
コバエの発生する環境、コバエの予防方法と撃退方法について、またタデアイの植替えの様子も紹介していますので、よろしければご覧ください(*´꒳`*)
まとめ
植木鉢やプランターに発生するコバエ、キノコバエの発生する環境、予防方法、撃退方法について書きました。
コバエは高温多湿を好むので、梅雨の季節は要注意です。コバエ対策の予防をし見かけたら撃退してください。
草花を日々愛でて変わったことがないか観察するのが1番の対策かな〜と思います。
それでは、おつモカリ〜(*´꒳`*)♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより