この記事はタデアイの育て方について書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
草木染めをといえば、まずはじめに頭に浮かぶのは藍染めではないでしょうか。
染色をされる方は1度は藍染めをしてみたいな〜って思いますよね。染料になる藍は生葉を育てるか、乾燥葉や粉末を購入することになります。
私もタデアイをプランターで育てています(*´꒳`*)
でもタデアイの種はどこで手に入るの?とか、どうやって育てたらいいの?って思いますよね。
そこでこの記事ではタデアイの入手方法、種蒔きや植替えなど育て方について書いています。ぜひ参考にしてください(*´꒳`*)
目次
タデアイってどんな植物?蓼藍の育て方・種蒔きから植替え
かつてアイは中国東部、朝鮮半島、日本では中央部で青色の染料として重用されていました。日本では奈良時代から藍染めがされています。
海外ではJapan blueと呼ばれ、染色には生葉染め、乾燥葉染め、すくも染めがあります。
藍染をした布は抗菌性、消臭性にすぐれており、虫食いをしにくく保存性が高いです。
しかし近年では化学合成されたインディゴ染料が使用されるようになってからは、アイは染料として使用されることはあまりなくなりました。
アイはタデ科イヌタデ属の一年草植物で、別名はタデアイ、アイタデといいます。(以後タデアイ)
原産地はインドシナ半島や東南アジアから中国にかけて自生しています。日本へは奈良時代に中国を経由して伝えられました。
葉は藍染めの原料となり、乾燥させて解熱、殺菌の漢方薬として用いられます。
- 茎の高さ 茎は紫紅色で約60〜90cm、上部で枝分かれをよくする
- 葉 卵円形や披針形で互い違いに生え、葉は茎を抱くようにつく
- 花 茎の先に穂状の米粒状の紅色又は白色の花をつける
- 実 黒褐色のそう果
タデアイの種の入手方法
私は藍染めの材料にタデアイを育てたいと思い、ホームセンターに行ってみたり色々探したのですがタデアイの種はなかなかみつかりませんでした。
ネットでは時々種の配布をしている時もあるのですが、期間やタイミングが合わないと入手できません。
そんな時はネット注文をする方が手っ取り早いと思います。
私はメルカリでゲットしました(*´꒳`*)
タデアイの育て方
タデアイは日当りが良く、水はけの良い土で栽培をします。また湿り気のある場所も好むそうです。
〈タデアイの成長〉
古くなると発芽しにくくなるので新しい種を蒔く。2週間ほどで発芽する。
背丈が5〜6cmほどになったら、植替えをする。土を洗い流し4、5株くらいに分けて植え付ける。
勢いよく成長する。
地面が隠れるくらいよく茂る。
藍染めに使用する場合は開花前に刈り取る。
更に大きくなる。
花が咲く。
種ができる。
- 追肥 2週間に1度追肥、液体肥料を与えます。
- 水やり 水切れにならないようにたっぷりと水やりをします。
- 種の採取 11月ごろ花の色も葉の色も変わってきたら花を収穫して種を採取します。茎ごと刈り取ってから広げて、種を乾燥させます。※染料の葉の収穫 藍は7月と9月の年に2回、染料のもととなる葉を収穫できます。
- 挿木で増やす 5〜9月の生育期に茎を挿し木にして増やせます。茎の頂点を5〜8cmほど切り取ったものを水に挿し、根が生えてきたらプランターや畑に植えます。2週間に1回追肥します。
私は液体肥料「ハイポネックス」を与えています。
私のプランターでのタデアイの成長日記・2022はこちらの記事をご覧ください(*´꒳`*)
まとめ
タデアイの種蒔き・植替え・種の収穫や藍染めにする葉の収穫時期など、育て方について書きました。
タデアイはもともと丈夫な植物ですが、育て方で重要なポイントはたっぷり水やりすることと、2週間に1度の追肥です。
日々観察をして害虫や病気にも注意して、健康なタデアイの成長を見守りたいと思います。
タデアイの収穫量が少ない時は挿木で増やすこともできるので、試してみたいです。
それでは、おつモカリ〜(*´꒳`*)♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより