この記事はオカメインコのキーケースの作り方について書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
羊毛フェルトのキーケースは中性洗剤を入れたお湯を使い、摩擦して羊毛のキューティクルを絡ませて形を作ります。
でも抜き取りやすい形だったらいいのですが、丸いフォルムのものはどうしたらいいかな〜って思いますよね。
切り口からスポンと抜けるものはいいのですが、今回作るオカメインコのように切り口よりも幅が広いものはプラスティックなど硬い型では抜き取れません。
そこで段ボールを使って型を作ります。段ボールは水で濡れるとふにゃふにゃになり、また丸いフォルムを作るのは難易度が高いのでコツが要ります。
この記事では羊毛フェルトのキーケースの型の作り方やコツなどついて書いています。参考にしていただければ幸いです。
オカメインコのキーケース・水フェルトの型の作り方【羊毛フェルト】
羊毛フェルトで形を作るにはニードル針を使って刺し固める方法の他に、水を使って形を作る方法があります。水を形を作る方法は水フェルトとも言われます。
水フェルトはお湯に中性洗剤を入れて、摩擦を加えて縮ませて形を作ります。よくウールのセーターを洗濯して縮んでしまった〜という失敗談を耳にしますよね。その原理を使った方法です。
今回のオカメインコは丸いフォルムなので、釣鐘型のキーケースよりも少し難易度が高くなります。
キーケースに使う型はプラスティックでは作らずにダンボールを利用します。理由は仕上がった羊毛から取り出しやすいからです。
私はキーケース作りの記事を何度か書いています。こちらの記事は釣鐘型のキーケースにプラスティック型を使った方法です(*´꒳`*)
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段ボールで型を作る
- 段ボールを切り、キーケースの型を作る
- 型にガムテープを貼る
段ボールで型を作り、ガムテープやビニールテープを貼ります。
水を使うので段ボールがふにゃふにゃになるので、私はガムテープで全体を包んでいます。できるだけ側面もカバーすると段ボールの持ちがいいです。
キーケースの材料
- 洗面器などの容器
- ペットボトル
- 中性洗剤(60度のお湯に数滴入れる)
- 使い捨て手袋
- タオル(容器の下に敷くため)
ペットボトルに約60度のお湯と中性洗剤を数滴入れます。
- 羊毛フェルト 5〜6g
- 二重リンク
- スエード調紐 32cm
- 紐留め など
サイズ:縦8cm×横8cmの作品作りに使った材料です。
キーケースの型作り
羊毛を4つに分けけます。(表→裏→表→裏側分)
更に4つに分けた羊毛の1個分を2つに分けます。(縦→横側分)
- 容器に型を入れ、羊毛を薄く伸ばして型の縦方向に貼り付けお湯をかけ、今度は横に貼り付ける(羊毛は型より長い目にする)
- はみ出した羊毛を裏側に包み込み、裏側も同様にする
- もう1度①と②を繰り返す
お湯をかけながらはじめは優しく擦り、羊毛が固まるまで擦り付けます。
※はじめは型より大きくてもだんだんと縮んできます。(羊毛の種類にもよりますが時間は40〜60分くらい)
キーケースの底側にハサミを入れて型を抜き取り、切り口と内側も擦ります。
水洗いをして、乾燥させます。
詳しい方法はこちらの記事をどうぞご覧ください。
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オカメインコの型作り
オカメインコは下半分をグレーにしました。後からニードル針でつけるのもいいのですが、ここでは水フェルトであらかじめ薄く貼り付けました。
羊毛が乾いたらキーケースにニードル針で刺繍をします。
私は乾いてからニードル針で好みのサイズになるまでキーケースを刺し固めました。
- 目、口ばし、頬、羽根、尾っぽを付ける
- オカメインコの頭に冠を付ける
オカメインコの下半分のグレーの薄い所を補給し、フラワーモチーフをつけました。
オカメインコのキーケースの完成
二重リングに紐をつけて本体に通し、紐留めをつけて結びオカメインコのキーケースの完成です。
尾っぽはハート型です♡
シマエナガちゃんのクッキーケース
この方法と同様に作ったのが「シマエナガちゃんのクッキーケース」で、「シマエナガちゃんのクッキーホルダー」のキーケース版です。
シマエナガちゃんのボディには木の実やお花の刺繍をして、頭にフラワーレースをつけました。
まとめ
今回はオカメインコのキーケースの作り方を紹介しました。
キーケースはお湯を使いゴシゴシと摩擦して羊毛フェルトを型どりし、仕上げにニードル針で形を整えました。
オカメインコやシマエナガの形は丸いフォルムなので、型を抜き取りやすいように段ボールを使って型を作りました。参考にして作ってみていただければ嬉しいです♪
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡