こんにちは、モカリーナです。
この記事は九州の高千穂峰登山について書いています。
高千穂といえば… 、ボードに乗って観光する高千穂峡のこと〜?
と思った方が多いのではないですか?
今回モカリーナ隊が登山したのは高千穂峰。
鹿児島県と宮崎県の県境に位置する火山です。
山頂には青銅製の 「天逆鉾(あまのさかほこ)」 が立っていて山岳信仰の舞台となっています。
この山は急斜面の上に石がゴロゴロしていて、とても登りにくい。また火口のお鉢まわりは強風が吹いていると崖から落ちる危険があるという場所です。
朝、現地につくとチラチラと雪、風速は20m。
これでは危険です。
先に神社巡りをして、風のおさまった午後から登山しました。
さあ、神様のパワーをいただきに行きましょう〜!
(3月16日の記録です。)
天逆鉾の立つ、高千穂峰登山
真夜中に車を走らせて、朝方登山口に着きました。気温は低く、チラチラと雪が降っていました。仮眠をとってから登山する予定です。
ところが午前中は風が強く、風速20m。
これでは危険です。
先に観光を済ませてから、午後登山することにしました。
<モカリーナ隊>
- 隊長 M姉さん
- 副隊長 主人Gさん
- 隊員 モカリーナ♪( ´▽`)
高千穂峰とは
高千穂峰(たかちほのみね)は、宮崎県と鹿児島県の県境に位置する火山。標高は1,574 mで、霧島連峰の第二峰。日本二百名山の一つ。
山頂には、ニニギノミコトが降臨したときに峰に突き立てたとされる、青銅製の天逆鉾が立っており、山岳信仰(霧島六所権現)の舞台となった。
(Wikipedia より引用)
坂本龍馬が妻お龍とこの地を訪れ、天逆鉾を抜いたことが姉乙女宛の書簡に残され、
これが「日本初の新婚旅行」とも言われています。
高千穂峰登山
売店で登山届けを提出しました。
登山時間は2時間半〜3時間くらいの山とのことです。
高千穂峰の入り口から程なく歩いていくと広い斎壇がありますが、下山した時に寄ることにしました。
斎壇から先は、木片を埋め込んだ整備された山道が続いています。
赤い斜面
どんどん登っていくと砂利道へ。
そして急斜面に赤い石がゴロゴロと転がっていました。赤い斜面の土はカラカラで、しっかりと踏み込まないと足を取られ転んでしまいます。
モカリーナは登り方が下手なようで、何度も転びました。
怖い〜!転ぶ〜!
仲間から色んなアドバイスを受けました。
靴底を地面にしっかりと踏み込むことが大切。
安定する足場を見つけて、気を抜かないように一歩一歩、踏み込んでいきます。
時間がとてもかかりましたが、赤い斜面をクリアしました〜(´;Д;`)
自然界の赤は要注意だ〜Σ(-᷅_-᷄๑)!!
馬の背・お鉢火口縁
午後からは風がほとんどなかったので、お鉢を覗いても大丈夫でした。
午前から登った人とすれ違いましたが、風が強くてゆっくりしか進めなかったとのこと。
馬の背は両端がお鉢と崖になっていて、数mほどしか幅がありません。
お鉢周りが怖かったというのもうなずけます。
背門丘(せとお)の社殿
お鉢周りが終わると鳥居がありました。
霧島神宮は欽明天皇(540〜571)の時代に、高千穂峰と火常峰(御鉢)の間の背門丘に社殿が建立されたのが始まりとされています。
山の神様にご挨拶をし、見上げると更に高い山。
あともう少し!
高千穂峰へ
ゴロゴロした石と砂状の斜面には、木を埋め込んだ階段が所々にありました。
足場を見極めて少しずつ進んでいきました。
山頂が見えてきました。
天逆鉾もすぐそこに見えています。
高千穂峰の山頂
標高1,574mの山頂は360度のパノラマビューですヽ(´▽`)/
朝の強風とは打って変わって、青空の下、澄んだ景色が臨めました。
こんなに澄んだ景色は珍しいそうです。
(桜島や開門岳が見えました。)
山小屋とトイレブース
山頂には山小屋とトイレブースがありました。
下山
登りはとてもキツい、下りは膝がキツい。
でもモカリーナは下山の方が調子が出てスイスイでした。
あんなに恐ろしかった赤い斜面もコツを習得して、スーイスイ。
勢いづいて一気に降りて行きました。
斎壇へ
帰りに斎壇に寄りました。
斎壇はとても広く、山が美しく臨める場所にありました。
山ご飯
今回はお昼に山ご飯ができなかったので、夜に合わせて食べました。
主人Gさんは高菜明太子ご飯をメスティンで作り、M姉さんはポトフ担当でした。
(メスティン料理!)
宿は前回に登った「韓国岳」の時の宿『旅の湯』です。
3人でとても広いコテージを使いました。
前回は凍えるようなお水を使っての炊事をしましたが、出ないと思っていたお湯がでてビックリΣ੧(❛□❛✿)
蛇口をひねってから、長〜く水を出し続けるとお湯がでました〜ヽ(´▽`)/
まとめ
昨年の秋の韓国岳登山後に、高千穂峰登山の予定を立てていました。主人Gさんの転勤が決まり、九州での最後の登山となりました。
登山には山友達のM姉さんと3人で望みました。
温かくなるとたくさんのハエが出没するとのことで、肌寒い時期を選びました。
山頂付近では石の陰に所々雪が残っていました。
小学生や学生さんともすれ違いました。
山ではコロナの影響もないに等しいですから、子供たちは元気そうに生き生きしていましたよ。
急斜面でゴロゴロ石のある登りにくい高千穂峰、以前ブログのお友達TOM(id:tom-oey)さんが登り、死にそうなほど大変だったと聞いていました。
TOMさん、モカリーナも登りましたよ〜(^^)✨
ありがとう〜九州!
九州ではたくさんの神社巡りや観光をしました。観光地ではたくさんの鬼がいて、神社では驚くほど大きな御神木があり神様を感じられる場所でした。
高千穂神社で見た夜神楽では、古の昔は神様は人の近くに感じられる存在であったことを知りました。
最後の登山では天逆鉾のある高千穂峰は、強烈なパワースポットでした。
行った人にしか分からない特別な場所です。
短い間でしたが、九州で過ごせた日々に感謝します。ありがとうございました✨
大分県の「パワースポット」でお迎えしたお地蔵さまと共に、今週末旅立ちます。
では明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
mocharinaのお店です~♡
こんばんは!
天の逆矛
現在のはレプリカなのが残念ですよね!
龍馬は引っこ抜いたらしいですけどw
山岳信仰の南の聖地
行ってみたいなぁ!
おお、モカリーナさん、登りましたか!
上から石が転げてきて、右に逃げても左に逃げても、結局ぶつかってくるし、馬の背は足を踏み外しそうで恐いし。
なんで笑顔で写真とっているんだろう。無理~(笑)
九州をいろいろ紹介して下さってありがとうございました。(´・ω・)(´_ _)♪
これからも、楽しみにしています。( ´ー`)
けふお(id:kefuo)さん、こんばんは。
天逆鉾は火山の噴火で折れて、青銅製の天逆鉾はレプリカにしたんですね。
登山中に近くの新燃岳がモクモクと煙を出していました。
機会があれば、是非行ってみてください〜😃
TOM(id:tom-oey)さん、こんばんは。
上から石が転がって来たんですかΣ(‘◉⌓◉’)?
先を行く人が歩き方が悪かったのかもしれないですね。
私の選んだ足場では転ぶので、隊長たちの後を真似しながら歩いたけど大丈夫でした。私は転がしていたかも😅
あの赤い斜面はゴロゴロの石が多くて怖かった〜。
トムさんのことを思いながら、一歩一歩踏みしめて歩きました。
九州での最後の登山で、とてもいい思い出ができました✨