この記事はセリア(Seria)の刺し子ふきん「桜」の作り方の紹介です。
こんにちは、モカリーナです♬
可憐な花びらがふんわり広がる桜🌸
春の訪れを感じながら刺す時間が、心まで優しく包んでくれます✨
桜模様は組子細工のデザインにもなっており、古くから日本人に愛されている柄です。
この記事では桜の作り方やコツ、模様の意味を紹介しています。
🧵セリアの刺し子ふきんシリーズとは

セリアの刺し子ふきんシリーズには、季節や縁起にまつわる美しい模様が揃っています。
刺し子キットは伝統柄〜伝統柄IVまで各5種類、全20種類販売されています。
- 説明書
- プリント済みの晒木綿 1枚
※仕上がりサイズ:約16㎝ × 16㎝
セリアの刺し子キットの種類については、こちらの記事をご覧ください👇
🎨使用した刺し子糸・hidamari糸

今回使用した糸はCosmo ルシアン hidamari糸(スペック)です。
- 練乳いちご(201番)
- クッキー&クリーム(205番)
hidamari糸には単色の他、カラフルな色が4シリーズあります。全40種類については、こちらの記事を参考にしてください👇
✏️下準備・花ふきんに仕上げる
はじめに晒木綿を花ふきんに仕上げて、額縁を縫います。
花ふきんの作り方や額縁の縫い方はこちらの記事をご覧ください👇
🪡模様の縫い方とコツ

縫い順
- 花びらの中を通る線(縦・斜め)
- 花びらの輪郭(横→くの字)
- 花芯を縫う
私は3本の線が重なる2ヶ所をくぐり刺しのように縫いました。(花びらの重なる所・花びらと花芯の重なる所)
1、花びらの中を通る線

はじめに花びらの中を通る線を縫いました。縫い目は大きめなのでザクザク縫えます。
全部縫うと表裏には三角形の模様ができました。
ポイント1 3つの線が重なる所の縫い目を意識しながら縫う

- くの字の内側に針を刺す→くぐり刺しすると図案に近い六角形に
- くの字の外側に針を刺す→くぐり刺しが鋭角になる
2、花びらの輪郭

次に花びらの輪郭、横の線を縫いました。
ポイント2 右端のくの字の横に1目足す(横の線に4目ずつ入れる)
この後、この目にくぐり刺しをします。
ポイント3 表裏の縫い目を拾いながら縫う
花びらを蛇行しながら縫う

残っている花びらの輪郭を、蛇行しながら縫い進めました。
3、花芯を縫う

最後に縫い目にくぐり刺しをしながら花芯を縫いました。

コツは裏側の1目を縫い忘れないようにすること。
✨完成した刺し子ふきん「桜」を紹介します

セリアの刺し子ふきん「桜」が完成しました。
シンプルな見た目とは違って縫う所が多く、とても時間がかかりました。

表側は麻の葉のような模様に花芯がついています。

桜の刺し子ふきんの裏側は、麻の葉の模様に六角形のような丸い花芯ができていました。
🩷桜の模様に込められた意味

古くから愛されてきた日本を象徴する花の桜は、日本の国花でもあります。
寒い冬を越えて春の歓びをもたらすので、桜柄は幸先の良い「物事のはじまり」を意味します。縁起の良いことのはじまりとも考えられ、成人式にもふさわしい模様で振袖にも用いられています。
昔桜の咲き方によって、その年の穀物の実りを占ったことから「五穀豊穣」「神仏加護の御利益」があるとされています。また桜が一斉に咲き誇る姿から「繁栄」「豊かさ」の意味があります。
ところで「桜」の名前の意味は知っていますか?
桜の「さ」は山の神、「くら」は座る場所の意味があります。山の神が里に降りてきて田の神になり、里に降りてくる途中に座るのが桜の木です。
🎥YouTube・刺し子ふきん「桜」の作り方をチェック
動画では、実際の針の運び方や縫い順を紹介しています。
桜の出来ていく様子や配色についても説明していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
🌺まとめ
今回はセリアの刺し子ふきん「桜」を作りました。
優しい糸の色合いで仕上げた桜は、見ているだけで心がほころぶ模様です。
春を感じながら、ゆっくりと針を運ぶ時間を楽しんでください。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
mocharina*布あそび 
