この記事はセリアの刺し子ふきん「野分」の作り方の紹介です。
こんにちは、モカリーナです♬
seriaの刺し子ふきん「野分」は半円形の中に2本の曲線がある曲線からできている図案です。
下書き線通りにチクチクと縫う模様刺しで、一筆書きのように縫えるのでひたすらチクチクと刺し進めたい方や初心者さんにおすすめです。
図案がシンプルなので刺し子糸で変化を付けたり形を利用してアレンジしても面白いですよ(*´˘`*)
この記事では野分の作り方やコツ、模様の意味、アレンジの例などを紹介しています。参考にしていただければ幸いです。
【seria】セリアの刺し子ふきん「野分」の作り方とコツ3点・模様の意味【100均】
セリアの刺し子キットは伝統柄〜伝統柄IVまで各5種類ずつ、全部で20種類販売されています。
2022年11月に伝統柄IIと伝統柄IIIがリニューアルされ、新作10種類が新たに販売されました。
新作の刺し子ふきんはこちらの記事に詳しく書いています。
合わせて読みたい!
【seria】セリアの刺し子ふきんに新作10種類がでた!2022年伝統柄IIとIII【購入品紹介】
使用した刺し子糸
- seria 茶色(ロマンスカラー)
- seria 黄色(ライトカラー)
縫い順の説明
一筆書きのように図案を刺します。
- 左側から図案を縫う時…1番下の曲線→真ん中の曲線→半円形
- 右側から図案を縫う時…半円形→真ん中→1番下の曲線
図案と図案の間は布と布の間に糸を通します。
額縁を縫う
晒木綿を花ふきんに仕立て、額縁を縫います。
額縁の端まできたら0.5〜 1mmほどズラして角を作ります。この方法で縫うとseriaの下書き線通りに縫い進められるのでおすすめです!
花ふきんの作り方はこちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい!
【seria】セリアの刺し子キット「伝統柄」60種類・花ふきんの布の処理の仕方
図案を縫う
下書き線に沿って一筆書きをするように図案を縫います。
図案と図案の間や段を移る時は布と布の間に糸を通します。
作り方のコツ3点
Point 1 1段下の半円形と1番下の曲線との間を空ける(縫い順の写真参照)
Point 2 真ん中の曲線の裏側を1目縫う
裏側の図案を見ると少し真ん中の曲線が空いているように見えたので、裏側を 1目縫いました。
Point 3 糸こきをしっかりする
曲線が3本並んでいるため縫縮んでいるから直そうと思っても、後からは直せません。縫う度に糸こきをしっかりしてください。
糸こきの仕方は縫いはじめの部分を左手の指ででしっかりと挟んで、縫ったところを右手の指でキュッキュッと滑らせながら晒木綿を伸ばします。
seriaの刺し子ふきん「野分」
seriaの刺し子ふきん「野分」が完成しました。
裏側にも同じような模様がキレイにできています。違いは半円形の中の曲線が表側は右側、裏側は左側にあることです。
図案を透かしてみると半円形の中に三角形っぽい模様ができていて可愛らしいです♡
野分の模様の意味
野分とは野の草を吹き分ける強風のことです。210日〜220日前後、秋から冬にかけて吹く暴風のことで、台風の昔の呼び方です。
読み方は「のわき」「のわけ」。
松尾芭蕉が45歳の時に「更科紀行」に収められた句に野分が詠われています。
吹き飛ばす石は浅間の野分かな
激しい野分の風が浅間山の小石までも吹き飛ばしてしまうことだ、という意味です。
野分の季語は秋です。
私は図案がすすきと野山に見えたのですが、野の草を吹き分けるということで野草が強風でなびいている様を表現した図案になります。
アレンジを楽しめる野分の刺し子ふきん
野分は比較的簡単に刺せるので初心者さんにもおすすめの図案です。単調なので少し物足りないな〜と思われる方はアレンジを楽しんでみてください。
- グラデーション糸を使う
- 刺し子糸を2色使う(半円形・中の曲線2本)
- 刺し子糸を3色使う(半円形・真ん中の曲線・1番下の曲線)
- 図案1段毎に色を変える
- 図案2段毎に色を変える
- 図案の形を利用してアレンジする
- 図案の中に模様を入れる
オリンパスさんやホビーラホビーレさんでも野分の図案が出ていて、半円形の中の曲線はseriaと同じく左側にありました。
YouTube・seriaの刺し子ふきん「野分」の作り方
野分の作り方やコツ、模様の意味などを紹介していますので、合わせてぜひご覧ください(*´˘`*)
まとめ
seriaの刺し子ふきん「野分」の作り方やコツ、模様の意味を紹介しました。
野分は野の草を吹き分ける暴風のことで、秋の図案の刺し子ふきんです。
表裏共にキレイな模様ができて可愛らしく、またシンプルなので糸の色や形を利用して様々なアレンジが楽しめます。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡