この記事はホビーラホビーレの刺し子の花ふきん「雪景色」の刺し方の紹介です。
季節の図案の刺し子を刺してみたいな~とか、連続模様ではない刺し子の図案ってどうやって刺しているのかな~とお考えの方のお役に立てる記事となっています。この記事では布の縫い代の始末の仕方や「雪景色」の図案の刺し方、裏側もキレイに縫う方法を説明しています。他の図案でも応用できる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
こんにちは、モカリーナです♬
季節の図案の刺し子はとても可愛らしいですよね。新作の図案が色んなメーカーから販売されていて、選ぶのが楽しくなります。
でも伝統柄ではないバラバラの図案ってどうやって刺すのかな~?1つ1つ縫っていくのかな~とか、糸を切らずに縫うにはどうしたらいいのかな~って思いますよね。できれば楽に簡単に刺し進めたいですよね(^^♪
そんなあなたにおススメしたいのは、一筆書きのように「一定の規則性を決めて刺していく」方法です。簡単に例えると「上側から刺して左回りにする」といった感じです。
今回はホビーラホビーレの刺し子の花ふきん「雪景色」を刺しました。
「雪景色」は簡単そうに見える図案ですが余白部分が多く、どう刺せばいいか考えさせられました。ホビーラホビーレからいただいた「雪景色」は、色使い例があるだけだったからです。まぁ、自由に刺していいよってことかもしれませんね(^^♪
でも、同じ刺すなら効率よく裏面までキレイにされるといいですよね。うさぎや星などの可愛い図案を、たくさんの画像を使って色順に詳しく説明をしています。布の間の糸の通し方も載せていますので、参考にしていただければ幸いです。うさぎや星の図案の刺し方・刺し子の花ふきん「雪景色」【ホビーラホビーレ】
刺し子の花ふきん「雪景色」うさぎや星の図案の刺し方【ホビーラホビーレ】
刺し子の花ふきん「雪景色」は布の縫い代の始末をしてから、
- 紺色・枠と柄の線
- 水色・木と雪
- 黄色・星と窓の光
- 紺色・家とうさぎと星
の順に刺しています。
花ふきんの布の縫い代の始末の仕方
花ふきんの布の縫い代の始末は「中表に合わせる」方法で処理しました。
花ふきんの枠線から外への余白部分は、縫い代よりも長めにとってください。理由は枠線に縫い代が重なってしまうと、布が4重に重なってしまい枠線がとても縫いにくいからです。
縫いにくくて、針がブチッと指に刺さって痛かったよ~💦
- 布を中表に合わせる
- 枠線から外側の余白1.2cm、縫い代0.8cmに印を入れ余分な布は切る
- 枠線から外側の余白1.2cmの所を縫う(返し口をあけるておく)
- 四隅の角はカットする
- 表に返して、返し口を閉じる
簡単に縫い代の始末の仕方を説明しましたが、過去記事に詳しく書いていますのでよろしければそちらもどうぞ(^^♪
合わせて読みたい!
刺し子の花ふきん「雪景色」の配色決め
ホビーラホビーレからいただいた色使い例では紺色と水色になっていましたが、後もう1色入れようと思います。
何色にしましょうか~?
黄色にしましたよ!お家の窓とキラキラの星があったので☆彡
花ふきんの枠と柄の線を刺す
枠線を刺していきます。縫いはじめと縫い終わりは返し縫い3針、1番下から刺して4本の横の柄の線が刺せました。
水色の刺し子糸で、木と雪を刺す
あれ!? 簡単そうに見えたけど、どうやって刺せばいいのかな?
伝統柄のような連続模様とは違い「雪景色」の図案は、どう刺し進めていくのか考えなければいけません。1つ1つ刺して糸を切るのもいいですがそれでは効率が悪いので、一筆書きをするように刺していきます。
水色の刺し子糸で木と雪、ドアや家の煙突、四角い図案を刺しました。
木の図案を刺す
木の図案はこのように考えて刺しました。重なったところや縫い目以外の糸は、布と布の間を通す事になります。
雪の図案を刺す
刺し始めと終わりは3目返し縫いをすることになるので、雪はクルクルと2周刺しました。
連続縫いしなかったのは、黄色の線の十字の光を連続で刺していきたかったからです。更に大きな星もあるので、雪は1つずつ仕上げました。
黄色い刺し子糸で、星と窓の光を刺す
✳︎や*や+のキラキラにはお名前があるのかな?
キラキラ部分には8つ・6つ・4つのキラキラがあり、黄色い糸で刺していきました。
裏面も対象的なキレイな模様にしたいですよね。そのためには一筆書きのように「一定の規則性を決めて刺していく」のが方法をおススメします。
8つのキラキラ星の図案
黄色の線は表に出る線、緑は布と布の間を通す線です。リボンを2つ刺すイメージで、星はジグザグに刺し進めました。
6つのキラキラ星の図案
3枚羽の風車のイメージで刺しました。
4つのキラキラ星の図案
黄色の線は表に出る線、緑の線は布と布の間を通る線です。蝶々のイメージで刺しました。一筆書きをするように次の星へ向かいます。
窓の光の図案を刺す
縫いはじめと縫い終わりは3針返し縫いをして、窓の光は連続させずに1つずつ縫いました。
裏面の柄の出方
表のキラキラ星と裏面は違う柄になります。
紺色の刺し子糸で、家とうさぎと星を刺す
家の輪郭とうさぎ、大きな星を紺色の糸で刺しました。これで図案が全部刺し終わります。
家の輪郭の図案を刺す
家の輪郭を刺していきました。
ドアノブ1つ、刺し忘れちゃった~💦
うさぎの図案を刺す
うさぎの図案は単体で刺しました。最後の1匹で気がつきましたが、しっぽから刺ていくといい感じに刺し終われます。
【お詫び】うさぎの向きが反対になりました。中表に合わせたつもりが違っていたようです。ごめんなさい~🙇
大きな星の図案を刺す
1番豪華なキラキラ星を、連続でどんどん刺していきました。
裏面もキレイにできてるね✨
花ふきんの布の間の糸の通し方
窓の光で透かして撮りました。布の間の糸の通し方が分かりやすいと思います。一筆書きのように「一定の規則性を決めて刺していく」と裏面もキレイな図案になります。
刺し子の花ふきん「雪景色」完成!
刺し子の花ふきん「雪景色」が完成しました。
裏面もすっきりと模様の出方も整ってキレイにできました✨
まとめ
ホビーラホビーレの刺し子の花ふきん「雪景色」の刺し方を紹介しました。
花ふきん「雪景色」は伝統的な連続模様とは違い、刺し方に工夫がいります。コツは一筆書きのように「一定の規則性を決めて刺していく」ことで、表面だけでなく裏面もキレイに刺せます。
刺し子糸の配色を決めて水色~黄色~紺色を刺しながら作り方を説明しましたが、人によって色々な刺し方があります。1つの方法として参考にしていただければ幸いです。
では明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
刺繍(刺し子も刺繍って言っていいですよね?)って刺し進め方に個性が出ますよね!
やはりロスが出ないように、とか裏側がシンプルに見えるようにとか、それぞれの基準がありますね◉
2枚の中を通して刺し進めるの、難しそう!
うにげ(id:U4Q)さん、こんばんは!
刺し子の花ふきんの季節の図柄は簡単だと思ってました。
色々してみないと分からないものですね。
考えながら刺し進めるのが意外に楽しく、ちょっとハマりそうです❄️