今回は刺し子の花ふきんの「布の縫い代の始末の仕方」3つの方法と、「刺し子の花ふきん」の紹介です。
刺し子の花ふきんは下書きの線に沿って縫うだけで、とても簡単に可愛くできます。
でもいざはじめようとすると、縫い代の始末をどうやってするのかわからないですよね?
刺し子の縫い代の始末の仕方は3つあります。
簡単にできる方法を紹介しますので、是非ご覧くださいね!
刺し子は藍色に白い糸を刺すイメージを持たれる方も多いと思いますが、今はカラフルな刺し子糸や図案もたくさん出ていて選ぶのがとても楽しみですよ。
刺し子は針・刺し子糸・布とハサミがあると簡単にはじめられます。
リーズナブルに始められるのも魅力の1つではないでしょうか(^^♪
下処理が終わればチクチク縫っていくだけで、可愛い模様ができてとても楽しいです。
さあ、一緒に刺し子をはじめましょう~♡

布の縫い代の始末の仕方とおススメの刺し子
花ふきんの縫い代の3つの始末の仕方
花ふきんを作る際に、まず「布の縫い代の始末」をします。
3通りの方法がありますので紹介しますね(*^▽^*)
1. 折り代を差し込む方法
余分はカットしておく。


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(刺しはじめと終わりを3目返し縫いする)

<メリット> 縫い代を折り込んだ状態で枠線を縫うので、しつけなどの下処理もなく楽。
<デメリット> 枠線に刺し子糸を刺すときは、生地が4枚重ねになるので刺しにくい。
※刺し子糸は刺しはじめと終わりを3目返し縫いする。
2. 中表に縫い合わせる方法
手縫いでもミシンを使ってもよい。
(角は切り落としておく)
Point 枠線を刺し子糸で縫う時に縫いにくくなるので、縫い代が枠線にかからないようにしましょう。

<メリット> 刺し子糸を刺す時にとても楽です。
<デメリット> 下処理に少し手間がかかります。
※刺し子糸は刺しはじめと終わりを3目返し縫いする。
3. 枠線の外側で糸を処理・最後にかがり閉じる方法
先に刺し子糸で図柄を全部縫ってから、最後に花ふきんの周囲をかがり閉じる方法です。
2筋縫って、2本の糸を結び余分な糸を切る。(結えなくても玉止めでもOK)

(布の水色の点は、水で消せるチャコペンを使用しました)
<メリット> 枠線の外側で布と布のあいだで糸を処理するため、返し縫いの跡が表裏面に響かずキレイに仕上がります。
<デメリット> しつけをしたり、最後に周囲をかがり閉じるので時間と手間がかかります。幾何学模様のような連続模様でない場合は、不向きです。
おススメの刺し子グッズ
みすや忠兵衛 刺し子針
京都「みすや忠兵衛 刺し子針」は、針職人さんの手によって作られたとても縫いやすい針です。使ってみると明らかに違いがわかるおすすめの逸品です!
安心のメーカー直売品 京都 みすや忠兵衛 みすや針 刺し子針 10本入 溝穴 (メール便可)
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みすや針を使ってコースターを作成しました。よろしければYouTubeご覧ください!
刺し子キットのコースター
オリンパスの刺し子キット「ザ・手仕事」は、古布紬の赤紅・紺青があります。
懐かしさに触れる現代の技の「古布紬」に刺し子が加わり、とても美しい刺し子のコースターが作れます。(柄は立三桝・花菱・石車・三つ葉・角寄せの5枚のコースター)

[SK-401] ザ・手仕事 刺し子紬のコースター (5枚1組)赤紅 刺し子 キット (メール便可)
[SK-402] ザ・手仕事 刺し子紬のコースター (5枚1組)紺青 刺し子 キット (メール便可)
カラフルなマルチカラーの刺し子糸
ルシアンcosmoの糸、マルチカラー「hidamari」は、ひだまりのように明るく、温かく、ぬくもりのある手作りが楽しめます。
すべりが良く、毛羽立ちしにくいので刺し子糸として優れた機能を持つ日本製のコットン糸です。
1本の中に4つの色が入っているので、1種類の糸でグラデーションの出方を楽しみながら縫っていく事が出来ます。ネーミングはとてもユニークで「ラベンダーの花束」「こんぺいとう」「真夏の太陽」などがあります。
刺し子だけでなく編んで作るアクセサリーやラッピングのアクセントにもなります。

ルシアン コスモ 刺し子糸 hidamari(ヒダマリ) マルチカラー 30m巻 No.89-302 こんぺいとう
刺し子キット 十字花刺し
花ふきんキットには十字花刺しの花ふきん 、刺し子糸、刺し子針、作り方説明書が入っています。
1色刺しの花ふきんは柄がはっきり出てとても可愛らしく、縫い目がポコポコと立体的に見えてとても豪華です。縦横、斜めと縫い進めていく過程で、様々な幾何学模様が楽しめますよ(^^♪

オリムパス こぎん刺し 一目刺しの花ふきん 十字花刺し 【メール便可】 |刺繍 刺しゅう 刺繍生地 ししゅう刺繍 刺しゅうキット
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刺し子の花ふきんの紹介
「刺し子の花ふきん」の3作品を紹介しますね。
七宝つなぎ
初心者向けの図柄で、斜め一直線に蛇行しながら刺し進めていきます。ピンクと黄緑の刺し子糸を使いました。
「布の縫い代の始末の仕方1」の折り代を差し込む方法で処理しました。

麻の葉 II
縦、横、斜めにまっすぐ刺し進めていきます。
中心の重なりが多いので、少し難しかったです。ライトグリーンとブルーの刺し子糸を使いました。
「布の縫い代の始末の仕方 2」の中表に縫い合わせる方法で処理しました。

変わり七宝
斜めに蛇行しながら刺し進めていきます。
交差させる赤い糸を布と布の真ん中に通していきますが、少し慣れてくれば大丈夫です。赤と黄色い刺し子糸で刺しました。
「布の縫い代の始末の仕方 2」の中表に縫い合わせる方法で処理しました。

まとめ
布の縫い代の始末の仕方、3通りをご紹介しました。
それぞれにメリットやデメリットがありますが、モカリーナは1番手軽にできる「布の縫い代の始末の仕方 2」の方法をよく使っています。
下処理が済んだ刺し子の花ふきんは、針・刺し子糸・布そしてハサミがあれば気軽にはじめられます。
刺し子はとてもリーズナブルで気軽にはじめられます。手が空いた少しの時間を使って刺し進めてはいかがでしょうか。
同じ図案でも刺し子糸の色使いによって違った雰囲気になり、とても可愛らしくできます。刺し進めていく中で、柄が幾通りにも変化して夢中になりますよ(*´꒳`*)
刺し子の花ふきんをぜひ、楽しんで作ってくださいね♡
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最後までお読みいただき、 ありがとうございました。
モカリーナより♡