この記事はセリア(Seria)の刺し子ふきん「紗綾形」の作り方の紹介です。
こんにちは、モカリーナです♬
連続する「卍」の形から生まれた伝統模様「紗綾形(さやがた)」。
古くから「長寿」や「繁栄」の意味を持ち、着物や和小物の柄としても親しまれています。
この記事では紗綾形の作り方やコツ、模様の意味を紹介しています🌿
🧵セリアの刺し子ふきんシリーズとは

セリアの刺し子ふきんシリーズには、季節や縁起にまつわる美しい模様が揃っています。
刺し子キットは伝統柄〜伝統柄IVまで各5種類、全20種類ずつあります。
- 説明書
- プリント済みの晒木綿 1枚
※仕上がりサイズ 約16×16cm
セリアの刺し子キット全種類については、こちらの記事をご覧ください👇
🎨使用した刺し子糸・ホビーラホビーレ

今回使用した糸
- ホビーラホビーレ 刺し子糸 紺色(品番105番)
- ホビーラホビーレ グラデーション糸(品番214番)
✏️下準備・花ふきんに仕立てる
はじめに晒木綿を花ふきんに仕立て、額縁を縫います。
花ふきんの仕立て方や額縁の縫い方は、こちらの記事で詳しく説明しています👇
🪡模様の縫い方とコツ
縫い順
- 右斜めに下る線を縫う
- 左斜めに下る線を縫う
右斜めに下る線を縫う

まず右斜めに下る線を紺色で縫いました。一筆書きのようにジグザグに縫っていくのが面白いです(*´˘`*)
縫い目は2目を1目にして、長い線に7目入れて縫いました。
左斜めに下る線を縫う

左斜めに下る線は紺色のグラデーション糸を使いました。
万字部分の交点は重ならないように空けて縫い、右斜めに下る線と同じ感じで縫っていきました。
図案が全部縫えたので水洗い→乾燥→アイロン掛けをして仕上げました。
✨完成した刺し子ふきん「紗綾形」を紹介します

セリアの刺し子ふきん「紗綾形」が完成しました。

卍模様がたくさん出来ていて、迷路のようで面白い図案です。

裏側の模様は点線がたくさん並んでいて、シンプルな感じです。
🔷紗綾形の模様に込められた意味
紗綾形は卍という文字を斜めに崩して繋げた連続模様です。
名前の由来は「紗綾」という表面がなめらかな光沢のある絹織物に、多く用いられたことから名付けられました。
卍は仏教用語で「宇宙」「力」、古代中国では「幸福」「功徳」の意味があります。また「万」だという説もあります。
そこから不断(絶えることがない)長久(長く続く)を意味し、『家の繁栄や長寿が続くこと』の願いが込められた縁起のいい吉祥文様とされました。
🎥YouTube・「紗綾形」の作り方を動画でチェック
動画では、実際の針の運び方や縫い順を紹介しています。
紗綾形の出来ていく様子や配色についても説明していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
🌸まとめ
セリアの刺し子ふきん「紗綾形」の作り方やコツ、模様の意味を紹介しました。
縫い進めていくうちに、卍の形が連なって美しい流れを描く「紗綾形」。
規則正しい模様の中に、どこか温かみと上品さが感じられます。
セリアのキットなら、初心者さんでも気軽に挑戦できるので、ぜひあなたも「縁起の良い紗綾形」を一枚を仕上げてみてくださいね。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
mocharina*布あそび 
