この記事はseriaの刺し子ふきん「金平糖」の作り方の紹介です。
こんにちは、モカリーナです♬
今回はseriaの刺し子ふきん「金平糖」を作りました。
金平糖はとても可愛らしく縫いやすい模様ので、初心者さんにオススメです。
今回は新たに販売されたseriaの2色入りの刺し子糸4色で作りました(*ˊᵕˋ*)ノ⋆*🪡
くすみカラーの刺し子糸は4色使ってもしっくりして、可愛らしい刺し子ふきんになりました。
この記事では金平糖の作り方や縫い順、コツ、模様の意味を紹介しています。
動画でも詳しく説明していますので合わせてご覧ください。
くすみカラー4色使っ刺し子ふきん「金平糖」の作り方・模様の意味【seria】
![](https://mocharina.com/wp-content/uploads/2024/02/0_img_8208-1.jpg)
seriaには刺し子キットがたくさん販売されています。キットは伝統柄〜伝統柄IVまで各5種類ずつあります。
今回作った金平糖は「伝統柄IV」の5種類の内の1つです。
seriaの刺し子ふきんの全20種類の模様についてはこちらの記事をご覧ください。
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刺し子キット「金平糖」
![](https://mocharina.com/wp-content/uploads/2024/02/0_img_8201-1.jpg)
- 説明書
- プリント済みの晒木綿 1枚
説明書には刺し子の基本的な刺し方が載っていますが、模様の刺し方はありません。
seriaの2色入り刺し子糸
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今回使用した糸はseriaの2色入りの刺し子糸です。
- 額縁・金平糖のキラキラ ピンク
- 金平糖の本体 生成・ベージュ・くすみピンク
seriaの2色入り刺し子糸「生成・ベージュ」と「ピンク・くすみピンク」のセットの4色の糸を使いました。
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花ふきんに仕上げる
![](https://mocharina.com/wp-content/uploads/2024/02/img_8288-1.jpg)
晒木綿を花ふきんに仕上げて額縁を縫いました。
花ふきんの作り方はこちらの記事で詳しく書いていますので、参考にしてください。
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【seria】花ふきんの布の仕立て方、刺し子キットと布端の処理
金平糖の図案を縫う
図案の縫い順
金平糖の図案は金平糖の本体部分と、本体部分の凹みから出ているキラキラ部分があります。
下書き線は端から端まで描いてありませんが、一目刺しで刺し進めます。
- 金平糖の本体部分(縦・左右の斜めの線)
- キラキラ部分(縦・左右の斜めの線)
1.金平糖の本体部分(縦)
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はじめに金平糖本体部分の縦の部分をベージュの糸で縫いました。
コツ1 縫いはじめと縫い終わりの裏側1目を忘れないようにする
2.本体部分(左右の斜め)
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次に左右の斜めの線を生成とくすみピンクの糸で縫いました。
コツ2 角を合わせる→糸が割れる場合は晒木綿の糸1本分を空けてもよい
3、キラキラ部分を縫う
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最後に本体部分から出ているキラキラ部分を、ピンクの糸で縦→左右の斜めに縫いました。
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コツ3 角の部分を潰さない
普通にザクザク縫い進めると裏側の模様がキレイにできませんでした。
私は表裏の模様の角の部分が潰れないようにしながら縫い進めました。どうやって縫った説明しますね(*´˘`*)
模様をキレイに見せるコツ!
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表側→金平糖本体の凹み部分
- 角の上にキラキラ部分を出す
- 角の下からキラキラ部分を出す
裏側→六角形の角の部分
- 角の上から1目縫う
- 角の下から1目縫う
表側と裏側の模様の出方を統一する事でキレイに模様が出ます。
私は表側は金平糖本体の「角の下からキラキラ部分を出し」、キラキラ部分は六角形の「角の下から1目縫い」ました。
表側から裏側に針を刺す時は、垂直でなく斜めに刺すことになります。少し手間がかかりますが模様が整ってキレイに見えます。
このようにして全部縫い終えてから、水洗い→乾燥→アイロン掛けをして仕上げました。
seriaの刺し子ふきん「金平糖」の完成!
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seriaの刺し子ふきん「金平糖」が完成しました。
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くすみカラーの金平糖は柔らかな色合いで、とても可愛らしいです。
4色使用したのに色がまとまっています。
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金平糖の裏側の模様は三角形と六角形の模様ができていて、六角形の模様の中には3本線のキラキラが入っています。
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六角形を中心として、三角形6個が回りを囲み、お花が咲いているようにも見えます。
金平糖の模様の意味
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金平糖とは砂糖と下味のついた水分を原料にした表面に凹凸状の突起を持つ球状の和菓子です。突起は10数個から30個ほどあります。
語源はポルトガル語の「コンフェイト」(砂糖菓子)からきています。
日本には戦国時代にキリスト教の宣教師、ポルトガル人のルイス・フロイスが、京都の二条城で織田信長の献上物としてロウソクと一緒にガラス瓶に入った金平糖が差し出されました。
金平糖は手作りすると2週間もかかるため貴族などで食べられ、一般庶民の口には入らない高級菓子でした。
斜めに傾いた銅鑼(ドラ)と呼ばれる大きな窯で、0.5mmほどの小さな粒にするのに2日、それからイガイガができるのに3日間。
1日に数mmしか成長しないので、完成までに2週間ほどかかります。突起物のイガがなぜできる理由は定かではありません。
金平糖には「あなたのことが好き」という意味があります。
キャンディと同じように長い時間甘さを楽しめる特性から、甘い時間を長く続けたい、甘い関係でいたいの意味があり、このことから
- 末永く続く幸せ
- 長く良い関係を築く
の意味があります。
金平糖作りは目を離さず大切に手間ひまをかけて作ることから「幸せを育むお菓子」と言われています。
また皇室の引出物として利用されていることから「おめでたいお菓子」としている製造元もあります。
花ふきんは母親から子供に花嫁道具の1つとして持たせたものです。
この金平糖の模様の可愛らしい形や色合いなど子供への愛情表現、長く良い関係を願う願いが込められているのではないでしょうか。
YouTube・seriaの刺し子ふきん「金平糖」の作り方
seriaの刺し子ふきん「金平糖」の作り方と縫い順、コツ、模様の意味を動画で分かりやすく説明しています。ぜひ合わせてご覧ください。
まとめ
seriaの刺し子ふきん「金平糖」の作り方や縫い順、コツ、模様の意味を紹介しました。
seriaの金平糖は一目刺しの模様で、初心者さんにもオススメの図案です。
表側の金平糖の模様を刺していくと、裏側にも可愛らしい模様ができています。
私はseriaから新たに販売された2色入りの刺し子糸、くすみカラー4色を使って作りました。
ぜひ参考にして作ってみてください!
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡