この記事はちりめん細工「ぞうり」の作り方の紹介です。
こんにちは、モカリーナです♬
ぞうりのお話は、豊臣秀吉の出世物語の「温かい草履」が有名ですが、
日本の昔話では宮城県の「ひばりのぞうり」という昔話があります。
ひばりが大切にしていたオシャレなぞうり。ぞうりは一体どうなるのでしょうか?
テーマが「ぞうり」なので、この昔話のあらすじを先に読んでから、ぞうり作りをご覧下さいね(*´꒳`*)
サイズ:4cm × 3cm 高さ1.5cm
日本の昔話「ひばりのぞうり」
むかしむかし、ひばりとウズラとヨシキリが仲良く助け合って暮らしていました。
ウズラは町へ行くのに履物がなかったので、ひばりが大切にしている草履を頼み込んで貸してもらいました。
ところがウズラは道中で草履をなくしてしまいました。困ったウズラはヨシキリに相談し、2匹で謝りに行きますがひばりに許してもらえません。
ウズラとヨシキリは毎日ぞうりを探しましたが見つからず、ひばりは許してくれません。とうとう2匹は逃げ出してしまいました。
そうして、ウズラは草むらにひっそりと隠れ住み、
ヨシキリはヨシの中で大声を出しながら住むようになりました。
「ゲェジ、ゲェジ、カラゲェジ。草履片べら、なんだんべえ」とヨシキリはウズラを勇気づけているんだとか。
今でもひばりはぞうりを見つけてこない2匹を探して、大空を飛んで探しています。
「まだ草履片一方見つからねえか、返せ返せ、ピーチク、パーチク」
挿し絵代わりに作ったウズラが、思いのほか可愛らしくできて少し嬉しくなってしまいました╰(*´︶`*)╯♡
ちりめん細工「ぞうり」の作り方
「ぞうり」には足が丈夫になるように、早く歩けるように。
また健脚健康になり、働き者になれるお守りとしての意味が込められています。
<材料>
- ちりめん 赤・柄ピンク・黄色
- 綿
- 厚紙
- 両面テープ
- ボンド(速乾強力ボンドが便利)
<作り方>
無地のちりめんは表裏がありません。
1️⃣ちりめんに両面テープを貼ってから切る。
厚紙を切る。
2️⃣ぞうり本体の柄ピンク・赤のパーツの周囲をぐし縫いし、綿を詰めてから厚紙をかぶせて縫い絞る。
3️⃣柄ピンクと赤(2️⃣)をボンドを付けて、くっつける。
4️⃣細長い黄色のちりめんのはくり紙をはがし、
ぞうり本体(3️⃣)の周りに貼る。
5️⃣鼻緒をつくる。
赤いちりめんのはくり紙をはずし、
大きな方はクルクルと巻いていく。
小さい方は2つ折り。
大の真ん中に、小をボンドで巻きつける。
6️⃣ぞうり本体の柄ピンクに鼻緒をボンドで貼る。
左右同じように、2個作れば完成です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
ひゃあ、ちっさくてかわいらしい~♡
「ひばりのぞうり」のお話、存じませんでした!記事にしてくださり、ありがとうございます♪それに、ホント、うずらさん、カワイイですね(*^^*)🐤
猫目宝石(id:nazekini)さん、こんにちは!
ありがとうございます😆💕
挿絵を入れたくなり、思いつきで作りました。
ウズラさんは思った通りにできて嬉しかったです。