刺し子の花ふきん「あじさい刺し」・くぐり刺しの仕方【ホビーラホビーレ】

この記事は刺し子の花ふきん「あじさい刺し」のくぐり刺しの仕方の紹介です。

あじさいの花の刺し子って難しそうだけど自分にできるかな~?どんな風に刺すのかな~とか、くぐり刺しの仕方か知りたいな~とお悩みの方のお役に立てる記事となっています。この記事では刺し子布の縫い代の始末の仕方や、あじさい刺しに使う技法のくぐり刺しの仕方について説明しています。

こんにちは、モカリーナです♬

梅雨の季節に咲くあじさいの花は、しっとりとした雰囲気でとても美しいですよね。今回刺し子の花ふきんに選んだのはあじさいの図案です。

あじさいの刺し子はキレイだけど、何だか難しそうに見えるしできるかな~とか、くぐり刺しってどんな風に刺していくのかな~とか、色合わせはどうしたらいいのかな~って悩んでしまいますよね。

そんなあなたに朗報です

複雑に見えるようで、「あじさい刺し」は手順通りに刺していくとあっという間にできます。初めに縫った+に糸を引っ掛けながら、あじさいの模様を作っていきます。この引っ掛ける技法を「くぐり刺し」といいます

あじさいのくぐり刺しは糸を引っ掛けるだけで、あじさいの模様がどんどんできます。色合わせもあじさいの花を花芯部分の抑え糸で、不思議としっくりまとまってしまいます。

実は私も用意していた刺し子糸が足りなくなり色合わせを心配しましたが、花芯部分の抑え糸でしっくりときれいにまとまりました✨たくさんの画像を使って説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

刺し子の花ふきん「あじさい刺し」・くぐり刺しの仕方【ホビーラホビーレ】

青い花

刺し子の花ふきん「縫い代の始末の仕方」

刺し子の花ふきんの「縫い代の始末の仕方」は3通り紹介していますが、「あじさい刺し」は中表に合わせる方法でしました。

  1. 折りしろを差し込む方法
  2. 中表に合わせる方法
  3. 枠線の外側で糸を処理・最後にかかり閉じる方法

中表に合わせて返し口から返す方法

中表に合わせ返し口をあける
  1. 花ふきんを中表に合わせて下書き線を描く(外枠の幅1.2cm、縫い代0.8cm)
  2. 返し口を10cmほど空けて、ミシンで縫う
  3. 余分な布をハサミで切る
  4. 四隅の角は落とす
  5. 返し口から表に返し、返し口をかがり綴じる
Memo

・下書きは鉛筆を使いました。

・枠線に縫い代が重なり縫いので、外枠の幅1.2cm・縫い代0.8cmにしました。

・アイロン掛けする場合は水は不可、下書き線が消えます。

刺し子の花ふきんの「縫い代の始末の仕方」は、詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください。

合わせて読みたい!

刺し子の花ふきん・布の縫い代の始末の仕方「3つの方法」

ホビーラホビーレの刺し子の花ふきん「あじさい刺し」

サイズ:横38cm × 縦33cm

ホビーラホビーレの布

刺し子の花ふきん「あじさい刺し」は2つの+のグレーの下書きが並んでいます。

花ふきんの枠線を刺す

枠線を刺す

花ふきんは枠線から刺していきます。枠線にはからし色を使いました。

土台になる大きい+を刺す

縫い目の違い

大小の+がありますが、はじめに大きい方を刺します

一度刺してみたのですが、裏面の長いほうの縫い目は布と布の間を通す事にしました

モカリーナ
モカリーナ

刺し方はお好みで選んでね♡

土台になる大きい+の模様

縦と横のラインを刺し終わりました。この+が糸を引っ掛けていく土台になります。

「あじさい刺し」は初めに縫った+に糸を引っ掛けながら、あじさいの模様を作っていきます。この引っ掛ける技法は「くぐり刺し」といいます

くぐり刺しをしてあじさいを作る

この糸を+の端にジグザグに潜らせながら進んでいきます。縫いはじめは+の先の部分からです。

REIYA
REIYA

糸は引っ張り過ぎないようにしてね。

ジグザグ、ジグザグと土台の縫い目に引っ掛けながら進んでいきます。折り返しもまたジグザグと、糸の重なり方を揃えるとキレイです。

縦のラインのくぐり刺し

くぐり刺し

縦のラインのくぐり刺しには、OLYMPUSの青色の刺し子糸を使いました。

横のラインのくぐり刺し

横のラインのくぐり刺しには、ホビーラホビーレの青の刺し子糸を使いました。

REIYA
REIYA

とてもキレイだね~✨

モカリーナ
モカリーナ

最後にくぐり刺しを+で抑えていくよ~!

花芯のようなくぐり刺しの抑え糸

あじさいの花の交差する糸をからし色の糸で抑えていきました。浮いていた糸が抑えられて、布全体にポコポコとした凹凸が出来ています。

縦の抑え糸のラインを刺す

花芯のような十字の抑え

縦の抑え糸のラインを刺していくと、色が混ざり合って深い緑の部分が見えるようです。

横の抑え糸のラインを刺す

あじさいの花の中心をからし色の刺し子糸で+に抑えました。あじさいの花芯のようで可愛らしく、色に深みが出たように見えます。

刺し子の花ふきん「あじさい刺し」完成!

刺し子の花ふきんのあじさい刺し

幾何学模様のあじさいの花がたくさん並んだ、刺し子の花ふきん「あじさい刺し」の完成です✨

刺し子の花ふきん「あじさい刺し」の裏面

裏面

中央に青色の+の四角い形がたくさん並び、表と裏面が全く違う柄になりました。ポコポコとした凹凸がとても可愛らしいです。

+の目がキレイに揃わなかったのは、布に対して真っ直ぐに刺していなかったのが原因です。

OLYMPUSとホビーラホビーレの刺し子糸

OLYMPUSとホビーラホビーレ刺し子糸

使用したOLYMPUSとホビーラホビーレの青色の刺し子糸は太さが違います。縦と横のくぐり刺しをOLYMPUS刺し子糸でする予定でしたが、横のくぐり刺し横には足りませんでした。

こよっている糸の先を見てみると糸の本数が違いました。

  • ホビーラホビーレ  4本
  • OLYMPUS     6本

OLYMPUSの糸が予想とは違って早く無くなってしまったのは、本数が多くて太かったからなんですね。

モカリーナ
モカリーナ

刺し子は同じ太さだと思っていたので、大発見でした~!

ホビーラホビーレ落ち着いた青色が負けてしまうのではないかと心配でしたが、からし色の糸で中心を抑えたことにより色が複雑に混ざり合い、見た目が面白い作品となりました。

まとめ

ホビーラホビーレの刺し子の花ふきん「あじさい刺し」を刺しました。

「あじさい刺し」は初めに縫った+に糸を引っ掛けながら、あじさいの模様を作っていきます。この引っ掛ける技法は「くぐり刺しといいます。

あじさいのくぐり刺しは糸を引っ掛けるだけで、あじさいがどんどんできます。表と裏面が違った柄になり、ポコポコの凹凸がとても可愛らしいです。

この作品は青色とからし色の刺し子糸を使用し、重なった部分の糸は深みのある緑色になりとてもキレイです。参考にしていただき、ぜひ色んな色で作ってみてくださいね。

では明日また、モチャー  イナ(*’▽’*)!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

モカリーナより♡

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