この記事はセリア(Seria)の刺し子ふきん「三崩し」の作り方の紹介です。
こんにちは、モカリーナです♬
今回作成したのはセリアの刺し子ふきん「三崩し」です。
3つずつ石畳状に並んだ三崩しは、古くから文様や織物に使われてきた端正な模様です。
シンプルな模様で刺しやすく糸の色合わせを楽しむことができます。
この記事では三崩しの作り方やコツ、模様の意味を紹介しています。
今回は図案の描き方も説明しているので、ぜひ参考にして作ってみてください。
🧵セリアの刺し子ふきんシリーズとは

セリアの刺し子ふきんシリーズには、季節や縁起にまつわる美しい模様が揃っています。
刺し子キットは伝統柄〜伝統柄IVまで各5種類ずつ、計20種類あります。
- 説明書
- プリント済みの晒木綿 1枚
※仕上がりサイズ 約16×16cm
今回作った刺し子キット「三崩し」は2023年度に販売されたもので、店頭に残っているものしか購入できません。

手に入らなかった方のために、図案の描き方を説明しますね。
セリアの刺し子キット全種類についてはこちらの記事をご覧ください👇
✏️三崩しの図案の描き方

描き方のコツ 方眼の1つ(4目入っている所)を基準にすると描きやすいです。その方眼と方眼の間に2目入れます。
図案の描き方
1、5mm方眼を描く
2、縦の線を描く

3、横の線を描く

セリアと同じサイズにしたい方向け

セリアと同じサイズにしたい方は、上記の画像を参考にしてください。
方眼のサイズは4mmくらい、5mmにする方が刺しやすくなります。
必要なもの
- 晒木綿 約33cm×18cm
- 水で消えるペン
- 定規
方眼線を描くのが大変な方は、方眼点の入った刺し子ふきんを使うと便利です。
🎨使用した刺し子糸

今回使用した糸
- seria 刺し子糸(黄色)
- seria 2色入りの刺し子糸
- ダルマ 刺し子糸(細)橙色(214番)
🌱下準備・花ふきんに仕上げる
はじめに晒木綿を花ふきんに仕立て、額縁を縫います。
花ふきんの仕立て方や額縁の縫い方は、こちらの記事で詳しく説明しています👇
🪡模様の縫い方とコツ


縫い方は2種類あるので、お好きなやり方でどうぞ!
縫い方
- 横→縦の線
- 1ブロックずつ縫う(横のジグザグ→縦のジグザグ)
縫い目は図案通りに縫う他、4目を1目(一目刺し)にして縫うこともできます。

私は1ブロックずつ、3種類の糸で縫いました。
横の線をジグザグに縫う(橙色)

はじめに横の線をジグザグに縫いました。
裏目が細かいので、しっかり目を拾いながら縫いました。
縦のジグザグを縫う
3色の糸で縫うと、次の段は縦のジグザグを縫うことになります。
縦のジグザグも横の時と同じような感じで縫い進めました。
黄色の糸で縫う

次に黄色の糸で縫いました。
セリアの刺し子糸は太めなので、こよっている4本のうちの3本を使用しました。
緑色の糸で縫う

橙色と黄色の糸で少しぼやけた感じでしたが、緑色が入るとグッと引き締まった感じになりました(*´˘`*)✨
✨完成した刺し子ふきん「三崩し」を紹介します

セリアの刺し子ふきん「三崩し」が完成しました。

秋の初めの紅葉をイメージして、ぼかしカラー3色を使って暖かい感じに仕上げました。

三崩しの刺し子ふきんの裏側は、表側と同じような模様ができていました。
違いは表側は4目、裏側は3目といった感じです。
🔶三崩しの模様に込められた意味
三崩しは和算で用いられていた計算用具「算木」を崩した形の文様で、「算木崩し」とも呼ばれています。
3本ずつ縦横に石畳状に配列した縞模様から「三崩し」となりました。
奇数は割り切れないことから「縁が切れない」ことを連想させ、3は「おめでたい」「偉大」の意味があり、お祝いに向いています。
ちなみに4本では四崩し、5本では五崩しとなります。
🎥YouTube・刺し子ふきん「三崩し」の作り方・図案の描き方
動画では刺し子ふきん「三崩し」の作り方と縫い順やコツ、模様の意味を説明しています。
今回は図案の描き方も説明していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
🌼まとめ
今回はセリアの刺し子ふきん「三崩し」を作りました。
三崩しは3本の縦横の線が石畳状に並んだ模様です。
リズムよく縫うことで模様がくっきりと浮かび上がります。
シンプルな模様で色合わせを楽しめ、集中して縫いたい方にぴったりです。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
mocharina*布あそび 
