この記事はセリア(Seria)の刺し子の花ふきん「青海波」の作り方の紹介です。
青海波はゆるやかな波が連なる縁起の良い伝統柄です。
刺していると波のリズムが心地よく、仕上がりもとても上品です。
今回は刺し子ふきんに額縁飾りと房を付け、華やかに仕上げました。
この記事は【セリア】の刺し子キットを使って、青海波の作り方やコツ、模様の意味、縫ってみた感想を紹介しています。
💠セリアの刺し子ふきんシリーズとは

セリアの刺し子ふきんシリーズには、季節や縁起にまつわる美しい模様が揃っています。
刺し子キットは伝統柄〜伝統柄IVまで各5種類ずつ、全20種類あります。「青海波」は伝統柄IIの1つです。
- プリント済み晒木綿(白)1枚
- 説明書
※仕上がりサイズ 約16 ×16cm
セリアの刺し子キット全種類については、こちらの記事をご覧ください👇
🧵使用したキットと道具
- セリアの刺し子キット「青海波」
- 刺し子糸
- 刺し子針、チャコペン、ものさし、はさみなど
- アイロン(仕上げ用)
仕上がりサイズ 約16×16cm
⏰所要時間の目安:約4~5時間
🔷「青海波」とは?模様の特徴・意味
「青海波」は雅楽の演目で使われる衣装の紋様で、半円形を三重に重ねた柄です。
柄の発祥はペルシャで、飛鳥時代~平安時代にシルクロードを経て日本に伝わりました。源氏物語の中で「青海波」の雅楽を舞う光源氏の姿が描かれています。
広い海の恩恵を感じさせる柄で、平安な暮らしが未来永劫に続きますようにという願いが込められた、縁起のいい柄で結婚式におすすめの図案です。
✏️下準備のポイント
図案を自分で書く場合は、中心となる横線・縦線を軽くチャコで引いておくと波模様が揃いやすくなります。
- 晒木綿を花ふきんに仕上げる
- 布にアイロン掛けをして平らにする(縫いやすさUP)
- 糸はあらかじめ必要な長さに切っておくと扱いやすい
花ふきんの仕立て方や額縁の作り方は、こちらの記事で詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください👇
🪡模様の縫い方の手順
縫い方のコツ

「青海波」は上段の大きな曲線→小さな曲線へと進めます。
小さな曲線から小さな曲線へ縫う時は、布と布の間に糸を通します。
📍ポイント:図案の上段から下段に縫い進める
針目について

キレイに縫える針目のポイント!
- 針目の長さは表:裏=3:2
- 曲線の針目 大きな曲線8目・小さな曲線4目
- 交点の中心を空け、縫い目を揃える
☝🏻大きな曲線は両端に1目入れ、曲線の真ん中を空けて左右に4目ずつ縫うと上手く刺せます。
🎀額縁飾り&房付きアレンジ

刺し子ふきんの四隅に房をつけ、縄状の額縁飾りを付けました。
額縁飾りを付けると柄がグッと引き立ち、房を付けると華やかに見えます。
額縁飾りと房は作り方は、こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ合わせてご覧ください👇
✨完成した刺し子ふきん「青海波」を紹介します

セリアの刺し子ふきん「青海波」が完成しました。

穏やかな波模様が幾重にも重なって、とても美しいです。

裏側にも同じような模様が出来ていました。
💬実際に縫ってみた感想

私は布の下側から上側に縫っていきましたが、この縫い順では小さな曲線が刺しにくいです。
それは小さな曲線から次の小さな曲線へ縫う時に、布と布の間に糸を通す際、大きな曲線があって難しいからです。
📌「青海波」の図案は布の上側の大きな曲線から下側へ縫い進めましょう。
🎨糸色アレンジの提案
- 白地 × 水色・藍色・青系グラデーション:清涼感があり、夏にぴったり
- 紺地 ×白糸:昔ながらの刺し子の佇まい
- 白地 × 虹色:段染め、7色を1段ごとにレインボーカラーで虹のように🌈
使用した刺し子糸
- ホビーラホビーレ 刺し子糸(紺色)
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青海波模様をアレンジして、刺し子ふきん「スイカ」模様を作りました🍉作り方はこちらの記事をご覧ください👇
🌸まとめ
セリアの刺し子ふきんを使って、「青海波」の作り方を紹介しました。
青海波は波模様のやわらかなリズムが、心地よく刺せる模様です。
曲線の模様は糸色で雰囲気が変わるため、アレンジが楽しめます。
ぜひお好みの色で刺してみてくださいね🪡✨
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
モカリーナより♡
mocharina*布あそび 
