【seria】セリアの刺し子ふきん2色使いの「重ね枡刺し」の作り方とコツ5点・模様の意味

この記事はseriaの刺し子ふきん「重ね枡刺し」の作り方の紹介です。

こんにちは、モカリーナです♬

重ね枡刺しは四角い枡が重なった模様です。

枡刺しの刺し方は枡目に1個ずつ刺すと目にしたことがあります。…でも、seriaの刺し子ふきんは小さくてその中に四角い枡が49個、枡は一辺が2cmほどでとても小さく縫うのが大変。

そこで私は2色の刺し子糸で斜めに刺すことにしました。斜めに刺すとザクザクと縫えるのですが、ちょっとしたコツがいります。

この記事では2色使いの重ね枡刺しの作り方やコツ5点、模様の意味を紹介しています。動画でも詳しく説明していますので合わせてご覧ください。

【seria】セリアの刺し子ふきん2色使いの「重ね枡刺し」の作り方とコツ5点・模様の意味

seriaには刺し子キットがたくさん販売されています。種類は伝統柄〜伝統柄IVまで各5種類ずつあります。

近頃はハンドメイドコーナーに立ち寄っても刺し子キットの数が少なくなっているような…売り切れなのか、販売中止になったかは分かりません。

モカリーナ
モカリーナ

もし欲しい柄が売り切れてなかったら、注文することができます(*´˘`*)

seriaの刺し子ふきんの種類発注方法はこちらの記事をご覧ください。

合わせて読みたい!

【seria】セリアの刺し子キット「伝統柄」60種類・花ふきんの布の処理の仕方 【seria】人気で売り切れ!セリアの刺し子ふきんのキットのお取り寄せの方法・バーコード【注文の仕方】

seriaの刺し子キット「重ね枡刺し」

seriaの刺し子キットの内容
  • 説明書
  • プリント済みの晒木綿 1枚

説明書には刺し子の基本的な刺し方は載っていますが、図案の刺し方の説明はありません。

使用した刺し子糸・ダルマの細糸

今回使用した刺し子糸はダルマ細糸です。

糸を購入してからしばらく経ちますが、カラフルでとても可愛らしいのでもったいなくてなかなか使えませんでした。

私が選んだのは緑色薄紫色の糸です。この刺し子ふきんを作成したのが5月で、藤の花がとてもキレイだったのでそのイメージです。

モカリーナ
モカリーナ

ダルマの刺し子糸は滑りが良くて、とても刺しやすいです!

縫い順と参考にした本

縫い方は枡目に1個ずつ縫う斜めに縫うかです。

枡刺しは四角い枡目を1個ずつ縫う方法をよく目にします。でもseria枡目は四角の一辺が2cmほどと小さくたくさんあって大変です。

そこで

  1. 斜め
  2. 反対側の斜め

に縫うことにしました。

参考にした本は「刺し子の文様とこもの」です。この本には枡刺しの模様が4つ載っていて、この中の重ね枡つなぎを参考にしました。

重ね枡刺しの縫い方のコツ5点

縫い方のコツ5点
  1. 下書き→そのまま縫うか端まで1目描くか
  2. 2色刺し→刺すところを間違えない
  3. 柄と柄の間→布と布の間を通すか、裏側まで刺すか
  4. 糸こき→裏側の長い目が緩まないように
  5. 裏側の長い目→交差する時にはじめに縫った斜めの線を縫わない

図案の下書き線について

Point1端にある四角い枡は1目分欠けています。1目描くかそのまま縫うか決めましょう。

重ね枡刺しの2色刺し

Point22色で刺す場合、配置を間違えないようにしましょう。

枡と枡の間

Point3四角い枡と枡の間を裏まで縫うか、布と布と間を通すか決めましょう。→布と布の間を通すと1個ずつ枡を縫った風になります。

Point4(Point3で裏側まで縫った場合)小さな目と長い目があるので、長い目が弛まないように糸こきの加減を注意しましょう。

Point5(Point3で裏側まで縫った場合)交差する斜めの線をなるべく縫わないようにしましょう。

重ね枡刺しの図案を縫う

1色目を縫う

斜め→反対側の斜めを1色目(緑色)で縫いました。

四角い枡と枡の間を裏まで1目縫ったので、裏側の模様は小さな四角形ができています。

2色目を縫う

2色目は薄紫色で縫いました。

緑の葉っぱの生い茂った藤棚に、薄紫色の藤の花が咲いているような感じでとてもキレイです✨

seriaの刺し子ふきん「重ね枡刺し」の完成!

seriaの刺し子ふきん「重ね枡刺し」が完成しました。

緑色の方が濃いので薄紫色が少しボヤけて見えます。重ね枡刺しの模様をハッキリさせたいなら、同じ濃さの糸を選んだ方がいいかもしれません。

刺し子ふきんの裏側

裏側の模様の方が柄がハッキリしています。小さな四角形が並んでいてとても可愛らしい♡

重ね枡刺しの模様の意味

枡刺しは枡を「増す」の意味と重ねた縁起のいい模様です。四角い枡を重ねて作る枡刺しは「ますます」「良くなる」という意味があります。

この模様は福島会津、山形、秋田などで古い刺し子着によく刺されていた模様です。

3つの正方形の模様を大中小の3つの入れ子の枡に見立てた文様を三枡文といい、それが連なった模様の「三枡つなぎ」は歌舞伎の市川団十郎の家紋にされていました。

枡が大中小と重なった模様は家長・男性・女性で、枡の大きさを変え家の中の序列を表していたそうです。その重なりから人と人を結ぶ良縁の意味が込められています。

YouTube・seriaの重ね枡刺しの作り方とコツ5点・模様の意味

seriaの重ね枡刺しの作り方とコツ5点・模様の意味を動画で分かりやすく説明していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

seriaの刺し子ふきん2色使いの「重ね枡刺し」の作り方やコツ5点、模様の意味を紹介しました。

重ね枡刺しは斜めの線からできていて、布がバイヤス状に伸びるので糸こきの加減が難しいです。

私は刺し子糸緑色と薄紫色の2色を使って枡の重なりを表現しました。刺していく度、藤の花が咲いていくようでとても楽しかったです。

それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

モカリーナより♡

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