こんにちは、モカリーナです。
今回は刺しゅうのステッチで布を可愛く変身させる刺し方を4つ紹介します。
手芸初心者の方で手縫いをあまりされない方は、刺しゅうってどこから刺していいか分からなくて迷うし、縫い目が揃わなくてとても大変そうに感じますよね。
ちょっとした Point をつかめば簡単にできるんですよ。そのコツは下書きのラインです!
あらかじめ下書きのラインを入れておけば縫い目が整いキレイに見えます。基本のステッチを覚えると、自分好みの可愛い飾り刺しゅうが色々と出来ます。
刺しゅうをする前に必要な知識、
- 刺しゅう糸の扱い方
- 刺し始めと刺し終わり
- 刺しゅう枠について
3つのPointも書いておきますので、合わせてご覧下さいね。
目次
刺しゅうのステッチ
基本の4つのステッチとフレンチノットステッチを組み合わせたステッチの方法です。
刺しゅうをする前に
刺しゅう糸の扱い方
- 刺しゅう糸は使いやすい長さを内側から引き出して切ります。目安は40〜50cm。ラベルは色版の表示と糸が絡まるのを防ぐ役目があるので、外さないでおきます。
- 6本の糸を1本ずつ引き抜いて、使う本数に揃えて針に通します。
刺し始めと刺し終わり
刺しゅうするときは、始めも終わりも玉結びを作らないで刺します。
〈線刺しの糸の始末〉
アウトラインステッチ・チェーンステッチなど、刺した後が線になるステッチに使います。
- 刺し始めは5〜6cmほど残す。
- 刺し終わりはステッチの渡り糸に2〜3cm通して切る。
分かりやすいように糸をたるませていますので、程よく引いてくださいね。
〈面刺しの糸の始末〉
サテンステッチなど、面をステッチで差し埋めるステッチの糸の始末です。
- 刺し埋めてしまう面の中を2〜3針縫ってから刺し始める。
- 終わりは裏側のステッチの糸を作って、2回位返し縫いをする。刺し始めも同じようにする。
Point:刺しゅうに慣れてない人や頻繁に洗濯するものは、玉結びをしてから刺してもいいです。布から玉結びが抜けない大きさで玉を作ってください。
刺しゅう枠
小さな図案は枠を使わなくてもきれいに刺すことができます。刺しゅう枠を使わない場合は指で布をしっかり張って刺します。
人差し指と中指・親指と薬指、小指で布を挟み引っ張るように持ちます。
フェザーステッチ
フェザーとは羽の意味で、鳥の羽のような形のステッチです。
縫い目の間隔や傾きの角度を揃えるとキレイに出来ます。
Point :まずは4本のラインをイメージします。
(慣れていない方は線を下書きした方がキレイに揃います。)
この線上を意識して刺し進むとキレイに出来ます。
糸は1本どりで刺しています。
①:裏側から表側に針を刺し②の位置へ。
③:①から②の糸を引っ掛けて、④の位置へ針を刺す。
⑤:③から④の糸を引っ掛けて、⑤の位置へ針を刺す。
ストレートステッチを使ったお花
ストレートステッチは線を一本で刺すステッチです。簡単なステッチですが長さを変えたり組み合わせることで、色々な図柄を作ることが出来ます。
Point :①の高さを揃えた方がキレイに出来るので、あらかじめ線を付けておいた方がやりやすいです。
黄緑の糸1本どりで刺した葉っぱです。
①から②・③とストレートステッチで葉っぱを刺します。等間隔がキレイに見えるので、間隔の長さは測って刺すと良い。
お花はフレンチノットステッチ、2本どりで2回巻きです。(玉留めの要領です。)
クロスステッチ
クロスステッチはXに刺しゅうしていきます。
クロスステッチ用の布では同一方向にどんどん刺していきますが、キルトでは目安の穴がないため1つずつXに刺していきます。
Point :布のつなぎ目を挟んで、2本のラインを下書きしておくとやりやすいです。
①から④に正方形をイメージしながら刺していきます。
④から⑤へ。
ヘンリーボーンステッチ
上下に糸を交互に渡していくヘンリーボーンステッチ。
開きにした魚の骨に似ていることから「ニシンの骨」という意味を持っています。
Point :布のつなぎ目を挟んで、2本のラインを下書きしておくとやりやすいです。
①から②・③へ刺します。
④から⑤へ。
これでフェザーステッチが出来ました。
フェザーステッチの②と③の間、④と⑤の間に2本どりで2回巻きのフレンチノットステッチをしました。
いかがでしょうか?
下書きのラインを入れると縫い目が揃いやすくなり、キレイに出来ます。
刺しゅうをして少しの手間で、布がとても可愛くなりますよね(๑˃̵ᴗ˂̵)
また基本のステッチを覚えると、組み合わせて色々図柄に応用も出来ます。
是非チャレンジしてみて下さいね♡
では明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
mocharinaのお店です~♡
クロスステッチ☆
専用の布ではないので、やっぱり基準の線が大事になりますね!
きちんと、同じに揃える、が、きれいの早道ですね◉
うにげ (id:U4Q)さん、こんにちは!
XとXの間にすき間が空いているので、クロスステッチのように連続でするのは難しいようです。基準の線があるときれいにはやくできて、楽です(^^♪