この記事は刺し子の花ふきん「十字花刺し」の刺し方を紹介しています。
刺し子の「十字花刺し」を刺してみたいな~とか、細かい図案だから自分にもできるかな~とか、どこから刺していけばいいの~って、お悩みの方のお役に立てる記事となっています。この記事では布の縫い代の始末の仕方や4色使いの「十字花刺し」の刺し方の順番、裏側などをたくさんの画像を使って説明しています。ぜひ参考にしてください。
こんにちは、モカリーナです♬
刺し子の花ふきん「十字花刺し」はとても可愛らしいですよね♬
でも細やかな図案だからできるかな~とか、どこから刺していけばいいのかな~とか、何色の刺し子糸を使って作ったらいいのか悩みますよね。
十字花刺しは刺すところが多いので、他の図案よりも根気がいります。初めて刺し子をされる方は、簡単な図案を少し刺してからがいいですよ。
でも可愛いからぜひ作ってみたい方は、順番通りに真っすぐコツコツ縫っていけばできます。おススメは赤や紺色などの濃い目の色、1色で作っていくと色を間違えずに刺せるので楽にできますし、模様がくっきりして可愛いです。
今回はホビーラホビーレの刺し子の花ふきんを4色の刺し子糸で作成し、刺し方の順番を説明しています。「十字花刺し」はコツコツと根気よく刺していけば、必ず美しく完成します。そして裏側の模様もとても可愛いです。
刺し子は作成行程で様々な美しい幾何学模様が現れます。それを見るのが楽しくて、無心になって刺してしまいます。
この記事では「十字花刺し」の完成するまでの表や裏側の画像もたくさん載せています。刺し方や使う色のイメージにしていただけると幸いです。
刺し子の花ふきん「十字花刺し」
刺し子の花ふきん「十字花刺し」は濃い色目の刺し子糸1色で刺すとくっきりと模様が出ます。今回は4色の刺し子糸を使う予定です。
花ふきんの縫い代の始末の仕方
3つの縫い代の始末の仕方
花ふきんの縫い代の始末の仕方は3通りあります。
- 刺し子糸で、縫い代ごと四角い枠線を縫う方法
- 布を中表に合わせて周囲を縫い、返し口から表に返す方法
- 図柄を縫い終わってから、周りをかがり閉じる方法
1番やりやすいのは②だよ。お好みの方法でしてね!
「十字花刺し」は、縫い代の始末の③で処理しました。しつけをして図案が刺し終わってから、周りをかがり閉じていきます。この方法は一番手間がかかりますが、返し縫いをしないので縫い目は表や裏側もキレイです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい!
図柄を縫い終わってから、周りをかがり閉じる方法
- 布の周囲をアイロンで0.8cm折りこむ(布の枠線から外側の余白は1~1.2cm)
- 布の周囲をしつけする
- 一本の糸で図案の2列の線を縫う。刺し終わったら隣同士の刺し子糸を固結びする。
1本の刺し子糸で図案の2列の線を縫います。しつけ糸が邪魔な場合は随時切ってください。刺し終わったら隣同士の刺し子糸を、念のため2回固結びしてから糸を切ります。
縫った糸は引っ張り過ぎないようにしてね!
図案を全部刺し終わってから、布の周りをかがり閉じます。
刺し子の花ふきん「十字花刺し」の刺し方
サイズ:36cm × 32cm
- 四角い枠線を縫う
- 縦・横のラインを縫う
- 斜め右・左のラインを縫う
縦のラインを縫う
刺し子糸を4色で刺すので、縦は赤・緑・赤・緑と刺しました。
横のラインを刺す
〈刺し子糸の赤色〉
刺し子糸の赤色で、横のラインを刺し終わりました。
横のライン2列を刺すのに、11分かかったよ~
〈刺し子糸のからし色〉
刺し子糸のからし色の糸で、横のラインを刺し終わりました。ワッフル生地のようなポコポコの凹凸ができて、とても可愛いらしいです。
ちょっと目がチカチカするけど、可愛くなってきたね~✨
右斜め上のライン刺す
ピンク色の刺し子で、右斜めのラインを縫ったら平行四辺形になってしまいました💦
反対側を縫って、長方形に戻るといいな~
左斜め上のライン刺す
ピンク色の刺し子で左斜め上のラインを刺して、図案が全部刺し終わりました。お花の中央部分が、1つ1つポコポコと飛び出ているように見えます。
刺し子の花ふきんの布の周囲のかがり綴じ
縦や横、斜めに2列ずつ縫って固結びをした、布の周囲のかがり綴じをしていきます。
※刺し子の図案の灰色の線と印ペンで付けた水色の印は、水に濡らせば簡単に消えます。
刺し子の花ふきん「十字花刺し」の完成!
刺し子の花ふきん「十字花刺し」が完成しました。4色で刺すと色味が複雑で面白く、想像していたよりも美しくできました。
表側の模様「十字花刺し」
裏側の模様「十字花刺し」
作成行程も美しい「十字花刺し」の幾何学模様
刺し子は作成行程で、柄が色々と変わります。刺し子の花ふきん「十字花刺し」完成するまでの様々な美しい幾何学模様をご覧ください!
少し速めにスクロールすると、図案が浮き出て見えるよ!
1.縦のラインを縫う(赤・緑色の糸)
2.横のラインを縫う(赤い糸)
横のラインを縫う(からし色の糸)
3.斜め右のラインを縫う(ピンク色の糸)
4.斜め左のラインを縫う(ピンク色の糸)
裏側も可愛い、刺し子の花ふきん「十字花刺し」
刺し子の花ふきん「十字花刺し」は裏側もとても可愛らしいです。こちらも作成行程をご覧ください。
1.縦のラインを縫う(赤・緑色の糸)
2.横のラインを縫う(赤・からし色の糸)
3.斜め右のラインを縫う(ピンク色の糸)
4.斜め左のラインを縫う(ピンク色の糸)
まとめ
刺し子の花ふきん「十字花刺し」を刺し子糸4色で刺しました。
今回は縫い代の始末の仕方は図柄を縫い終わってから、周りをかがり閉じる方法でしました。この方法は一番手間がかかりますが、返し縫いをしないので表と裏側の縫い目がキレイにでます。
刺し子の花ふきん「十字花刺し」は作成行程で、様々な美しい幾何学模様が現れます。表だけでなく裏側にも可愛い模様でとても楽しめます。
「十字花刺し」は濃い目の単色で刺すと模様がはっきりしてとても美しいです。今回は4色使って刺しましたが、単色で刺すのとはまた違った魅力があります。作り方の順番や色合いなどを参考にしていただければ幸いです。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
モカリーナさん、こんばんは。
十字花刺しは時間がかかるけれど、出来上がるととってもステキですよね。
端の始末、糸の始末、すごく参考になりました。ありがとうございます。
私は初めて刺した時、刺し始めと刺し終わりは本を見て何針か返いました。でも、ネットで端で結ぶ方法を知り、今はモカリーナさんのように端で結び、後で周囲を縫っています。その方が刺した部分は断然きれいですよね。ひょっとしたらネットで見たのはモカリーナさんの過去記事だったかも・・・
(id:emukobb)さま♡
こんばんは、コメントありがとうございます!
えむこさんの刺し子の眼鏡入れを見て、私も刺し子をしたくなりました。偶然にも十字花刺しでしたね!!
これはホビーラホビーレのですが、ちょっと作りたい時にセリアのはささっと仕上がって良さそう。今度探してみようと思っています。