この記事はseriaの刺し子ふきんの風車の作り方と模様の意味の紹介です。
こんにちは、モカリーナです♬
今回はseriaの刺し子キットの「風車」を作りました。

風車の図案って何かに似ていると思いませんか〜?
私は手に持つ風車に似ているから、はじめは「かざぐるま」だと思っていました。また折り紙で作った手裏剣にも似ていて少しノスタルジーな気分になります。
そんな風車の模様を黒・オレンジ色・黄色の糸を使ってモダンな雰囲気に仕上げました。
この風車は複数の刺し子糸を使う際斜めの線の色がポイントになります。
この記事では風車の縫い順、作り方やコツについて書いています。作成途中に見られる表裏の模様の変化もお楽しみいただければ嬉しいです。
【seria】モダンな「風車」の刺し子ふきんの作り方と模様の意味
刺し子キット「風車」

seriaの刺し子キット伝統柄IVの「風車」の花ふきんを作りました。風車は一目刺しで縦横、斜めの線からできています。
seriaの刺し子キットの種類については、こちらの記事をご覧ください。
合わせて読みたい!
【seria】花ふきんの布の仕立て方、刺し子キットと布端の処理
使用した刺し子糸

使用した刺し子糸はseriaの黒色・オレンジ色・黄色です。
- seria 黄色(風車の十字の模様)
- seria オレンジ色(風車の十字以外の縦横の線)
- seria 黒色(斜めの線)
額縁を縫う

今回は説明書に書いている花ふきんの作り方ではなく「図案を全部縫ってからかがる方法」で作りました。
作り方は別の記事で紹介していますので参考にしてください。
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次に額縁を縫いました。
風車の図案を縫う
縦の線を縫う

はじめに縦の線を縫います。
黄色の刺し子糸で十字の縦の線を縫い、それ以外の縦の線はオレンジ色で縫います。
横の線を縫う

縦の線と同様に横の線も縫います。表側には卍の柄ができました。

裏側にも大きな卍柄のような風車の羽根の模様ができています。
斜めの線を縫う

斜めの線を縫います。
斜めの線は布がバイヤス状のため糸こきが少し難しいです。糸こきをしすぎると糸が緩み、しないと糸がつっぱるので、加減しながらしてください。
反対側の斜めの線

反対側の斜めの線を縫うと、黒い四角形がたくさんできました。
図案が縫い終わったら水洗いをして下書き線を消して、乾燥させてからアイロンがけをして仕上げます。
seriaの刺し子ふきん・風車の完成

seriaの刺し子のミニ花ふきん「風車」が完成しました。表側には小さな風車の羽根の模様が並んでいます。
私は3色の刺し子糸で作ったのですが、黒色の四角が目立っています。複数の色を使う時は斜めの線に使う色がポイントになります。

裏側にも黒い四角形ができていて、大きな風車の羽根の模様ができている感じです。
作り方のポイントと感想
1.図案の交点部分
風車の図案は一目刺しで縦横、斜めの線が重なり同じ針穴になります。
seriaの刺し子糸は4本の糸をこよって1本にしているので、同じ針穴に針を通すと刺し子糸が割れて汚く見えることがあります。その場合は晒木綿の糸を1本分ズラして、刺し子糸を縫いました。
2.モダンな感じになるように

今回はモダンな感じになるように配色を考え、黄色・オレンジ色・黒色の刺し子糸を使用しました。
斜めの線に黒色を選んだので四角形の柄がより目立ち、個性的な花ふきんになりました。
模様の意味
風車は羽根に風を受けて回転して動く装置で、別名を「かざぐるま」といいます。
家紋に用いられたのは玩具の風車で、細い木や割竹に四角い紙を貼って豆で止めたことから「豆に動く」の意味があり、お正月の縁起物として神棚に飾られました。
YouTube・seriaの刺し子ふきん「風車」の作り方
seriaの刺し子ふきん「風車」の作り方を動画で紹介しています♪よろしければご覧ください。
まとめ
seriaの刺し子の花ふきん「風車」の作り方の紹介をしました。
風車は縦横、斜めに縫う一目刺しで、比較的簡単にできる柄です。
今回の作品は3色の刺し子糸を使い、モダンな雰囲気になるように作成しました。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡