この記事はSeriaのミニ花ふきん「七宝つなぎ」の作り方の紹介です。
刺し子をちょっとしてみたいなって思った時に、100均の花ふきんはお手頃なので嬉しいですよね✨
Seriaには刺し子の花ふきん「伝統柄」が多数あるので、選ぶのも楽しいです◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡
どの柄がいいかなと迷った時におススメしたいのが「七宝つなぎ」です。この柄は斜め右、斜め左に刺すだけで簡単に可愛い柄ができます。
私も1番最初に刺したのがこの柄でした。お花柄がどんどんできていくのでとても楽しいです。
刺し子糸はSeriaにも販売されていますが、今回はCosmoのグラデーション糸を使って作りましたので参考にしてください。
もくじ
【Seria】刺し子のミニ花ふきん・簡単で可愛い「七宝つなぎ」の作り方
【Seria】の刺し子キット「七宝つなぎ」

Seriaの刺し子キット「伝統柄」の模様刺しの中で、最も刺しやすいのが七宝つなぎです。
キットには図案プリント済みの木綿晒と花ふきんの簡単な説明がありますが、図案の刺し方はありません。
ミニ花ふきんの作り方

※枠線(額縁)からの余白部分の長さを決めて、目印をつけてください。
- 布を中表に合わせて縫う
- 表に返して、返し口をかがり閉じる
花ふきんの作り方は「【Seriaの刺し子】ミニ花ふきんの基本の作り方・布の端の処理と仕上げ」で、詳しく書いています。
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額縁を縫う

枠線のことを額縁といいます。長めの針を用意して、まずは額縁を縫っていきます。
額縁は途中で針を抜かず、ゆっくりと最後まで縫い進みます。
房や額縁飾りを作る場合は四隅に刺し子糸を8cmずつ残しますが、額縁飾りを作らない場合は普通に四角く縫い進んでください。
房や額縁飾りの作り方は「【Seriaの刺し子】ミニ花ふきんキット「伝統柄」15種類・花ふきんの処理の仕方」の記事をご覧ください。
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「七宝つなぎ」の図案を縫う
縫い進め方

「七宝つなぎ」は斜めに曲線を、クネクネと蛇行しながら縫い進めます。
端まで行ったら、そのまま反対側の曲線も縫います。

刺しはじめと刺し終わりは3目返し縫いをして、図案は右斜めを縫い終わったら左斜めも同様に縫います。
針目について

キレイに縫える針目のポイント!
- 針目の長さは表:裏=3:2
- 曲線の針目 6目入れる
- 目の重なる部分の中心を空ける
房飾りを作る

※房飾りを作らない場合は飛ばしてください。
額縁を縫った時に、四隅に残した刺し子糸を結び房を作ります。結び目から額縁の角に待ち針を刺すと、結えやすくなります。

私は房の長さを3cmにしました!
刺し子のミニ花ふきん「七宝つなぎ」の完成

刺し子のミニ花ふきん「七宝つなぎ」が完成しました。
右斜め上→下、左斜め上→下に縫い進めていくだけで、とても可愛らしい柄ができます。

刺し子初心者さんにおススメの柄です。
七宝つなぎの図案の意味
七宝とは仏教において貴重とされる「七つの宝」のことで、七宝つなぎはその七つの宝を図案化した文様です。
同じ大きさの円を4分の1ずつ重ねてつないだ模様で、円を重ねていることから円満、調和など人間関係の豊かさを願う意味が込められています。
江戸時代に輪が四方に広がる様子の四方がなまって「しっぽう」となり、七宝の漢字があてはめられました。
またこの柄は富貴、子孫繫栄を表すとして好まれ、結婚式や引っ越しなどに用いられる柄です。
刺し子糸・ルシアンのCosmo「hidamari」

今回使った刺し子糸は、ルシアンのCosmo「hidamari」で、オレンジ〜赤〜ピンクに変わっていくグラデーション糸です。
糸を使い終わった後は、造花立てなどのインテリアにても楽しめるそうです₍ᐢ⑅•ᴗ•⑅ᐢ₎♡
まとめ
Seriaの刺し子のミニ花ふきん「七宝つなぎ」の作り方を紹介しました。
「七宝つなぎ」は右斜めと左斜めに刺し進めるだけで、可愛い柄が出来ます。比較的簡単にできるので刺し子初心者さんにおススメです。
今回はCosmoのグラデーション糸を使いましたが、100均にも刺し子糸はたくさんあります。「【100均の刺し子】ダイソーとSeriaのキットの種類と刺し子糸」の記事で紹介していますので、参考にしてください。
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それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡