こんにちは、モカリーナです。
ひな祭りにむけて、刺し子の花ふきん「ひな飾り」を刺し進めています。
今日は「左近の桜、右近の橘」として知られる、桜橘の木花を縫っていきました。
今回は3色使いの黄緑色をどこにもっていくか、をポイントに作品を仕上げました。
差し色に使った黄緑色は、ピンク色の中に入れると目立ちます。
全体のバランスをみながら、黄緑色をアクセントに完成させました。
サイズ:38.5cm × 33.5cm
刺し子の花ふきん「ひな飾り」
ホビーラホビーレの刺し子の花ふきんは、
ひな祭り関係は4種類が販売されています。
- ひなまつり
- ひなまつり2
- ひな人形
- ひな飾り
この中から選んだのは新作の「ひな飾り」です。
桜の葉っぱを縫う
中央にあるお花3輪。
桃の節句だから、途中まで桃だと思い込んでいました。
梅・桃・桜はよく似ていますが、違いがあります。見分け方は花びらです。
- 梅 花びらが丸い
- 桃 花びらの先が尖っている
- 桜 花びらの先が割れている
一部例外がありますが、図案の中央にあるお花は桜となります。
桜橘の木花を縫う
京都御所の紫宸殿(ししんでん)の左近の桜、右近の橘をかたどったもので、
向かって右に桜、左に橘を飾ります。
「左近の桜・右近の橘」という呼び方は、
宮中の警固などを行う近衛府である左近衛・右近衛が、
この2種類の木花の近くに配陣されていたことが始まりと言われています。
桜橘の花は古来から「魔除け」「邪気払い」の力があると考えられてきました。
桜…桃と同様「魔除け・厄払い」の力があるとされる。
橘…冬でも落葉せず夏には白い花をつける「不老長寿」の木としてありがたがられた。
着物の柄の色
着物の柄の色は、全色刺してみながら考えました。
淡いピンクにしてみると、お内裏様とお雛様が周りの黄緑色に負けている気がしました。
桜の葉っぱと桜橘との空間に、お雛様の着物の柄に少しだけ黄緑色を入れました。
あとは下書きの線を消すのみです。
これで花ふきん「ひな飾り」の完成です。
モカリーナは桃の節句のイメージで、ピンクをメインに作品を仕上げていきました。
刺し子は刺し進めていくうちに、夢中になり無心になっていきます。
刺し子用の布・針・糸とハサミがあれば出来ます。カラフルな糸がたくさん出ていますので、同じ図案でも作り手によって違った雰囲気になると思います。
どうぞ、作ってみて下さいね(*´꒳`*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
こんにちは!
刺繍綺麗ですね~。シンプルでも色使いで華やかさを感じます。桃色と新緑で春の訪れの印象ですね。
こくと (id:orangers)さん、こんばんは。
ありがとうございます!
桃色と黄緑色を使うと春らしくなりますよね😄
可愛く完成しましたね!
モカリーナさんはモチーフの由来までちゃんと調べているんですね!
すごいです◉
うにげ(id:U4Q)さん、こんばんは。
ありがとうございます♡
元々好奇心旺盛な方なんです。調べると面白くて、ついお伝えしたくなってしまいます😄