この記事はモルモットの強制給餌のエサの与え方について書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
モルモットの強制給餌のエサやりはとても大変ですよね。あっという間にエサやりの時間になって、あわててエサをあげても食欲がなくて食べてくれない〜💦
そんな時はガッカリしますよね😢
モルモットは元々グルメな動物で、同じエサが続くと飽きてしまうようです。
頑張っているモルモットちゃんに、美味しい野菜や果物をあげたいですよね。
モルモットのモカちゃんは強制給餌のエサを食べ出して2ヶ月半が経ち、食べれる物がどんどん減っています。
体調に応じて色んな物を食べれるようにしてあげたくて、おろし金ですり下ろしたりすり鉢ですったり、茶こしでこしたりしています。
この記事は私がモルモットのモカちゃんにあげていた強制給餌の粉末エサと、野菜や果物について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
強制給餌の粉末エサと野菜や果物の与え方
モルモットはずっとエサを食べているイメージがありますよね。それは絶えず食べていないと腸内細菌の数が減少してしまうからです。
また食欲不振でエサを食べないと体重も減ってくるので、強制給餌が必要になります。
自力でエサが食べられない時はシリンジを使用してエサを与えます。シリンジの先をカットして、ドロドロのエサを吸引できるようにします。
シリンジの種類や作り方はこちらの記事を参考にしてください。
合わせて読みたい!
小動物の強制給餌用シリンジの種類と作り方・メリットとデメリット
微細粒フード「セレクションPRO + バイタルチャージ」
「セレクションPRO + バイタルチャージ」は必要な成分が入っているので、これだけ与えていても十分に高栄養なエサです。(モルモットの場合はビタミンCが必要)
製品の説明
「セレクションPRO + バイタルチャージ」は栄養補給や弱った個体の食事になります。
- グルテンフリー
- 水やミルクに溶けやすく、水量に応じて適当な硬さに調整できる加水使用タイプ
- 高繊維質なチモシーが主原料
- 初乳の主成分ヌクレオチドとβ-グルカン配合(健康維持・免疫力維持)
〈給与方法〉
この製品はウサギ、モルモット、チンチラ、陸ガメ、グリーンイグアナにも与えられます。
シリンジでの給与方法
バイタルチャージはシリンジで与える他、団子状にしたりスプーンで与えることもできます。
でもグルメなモルモットはそれだけでは飽きてしまいます。そこで時には野菜や果物の汁を粉末エサに混ぜて与えていました。
青汁の粉を混ぜて与える方もいるそうですが、私は試したことがありません。
野菜や果物の与え方
強制給餌をしているモルモットは、徐々に食べれないものが増えていきます。
モルちゃんの状態に応じて果物の与え方に工夫をしてください。
ここでは私がどのような物をあげていたかを紹介します。
※ねぎや玉ねぎ、ニラなどモルモットの身体に悪いものは、与えないでくださいね。
細長く柔らかなものが食べられるモルモット
顎の力が少し衰えてきているものの前歯で咥えて咀嚼する力があり、飲み込む力があるモルモットちゃん。
- 細長い水菜などの葉野菜
- 細長く切った白菜やサニーレタスなどの野菜
- 薄くスライスしたにんじんなど
- バナナやトマトなど柔らかな野菜や果物
- 一口大に切って蒸したかぼちゃやサツマイモ(お腹にガスが溜まりやすいのでおやつ程度に)
すり下ろした状態のエサ
すり下ろしたエサが食べられるモルモットは、まだ飲み込む力や咀嚼する力があるのではないでしょうか?
- 葉野菜→細切れにカットして、すり鉢でする
- にんじんやりんごなどの固形物→おろし金ですり下ろし、すり鉢でする
ドロドロ状態なので、先を切り落としたシリンジで与えます。
このトゥイートはモカちゃんの1回目の不正咬合の手術後の動画を載せています。
液体状のエサ
前歯で咥えたり噛み切ることができず、咀嚼力や飲み込む力が衰えたモルモット。
- おろし金ですり下ろしたりすり鉢ですったものを、茶こしなどでこして液体状のジュースにして与えます。
野菜や果物の定食
モルモットはとてもグルメな動物なので、毎食粉末エサだけでは飽きてしまい食欲が進まないことも…。
そんな時に大好きな野菜や果物をプラスしてあげると、とても喜んで食べてくれます。
私がモルモットに定食として、1日7食前後のうち1〜2食あげていた定食の1例です。
トマト定食
- 強制給餌用の粉末エサ
- トマトのすり下ろし
- ペレットとビタミンC
モカちゃんが1番大好きなトマトのすり下ろしを付けた「トマト定食」です。
トマトをあげるとシリンジに吸い付くように、鼻をピクつかせてウマウマとても嬉しそうに飲んでくれます。
ペレットは水や果汁を少し垂らしてから、お口に入れてあげます。
ぶどう定食
- 強制給餌の粉末エサ
- ぶどうジュース
- ペレット
ぶどうから発見されたブドウ糖は脳の大切なエネルギー源です。元気のない時に与えています。
ぶどうジュースはモカちゃんに、丸いぶどう2個はモカちゃんの子供たちにあげました。
アメリカンチェリー定食
- 強制給餌の粉末エサ
- アメリカンチェリーのジュース
- ペレット
食わず嫌いだったモカちゃんがアメリカンチェリーのジュースを初飲み🍒その瞬間、目が見開きキラキラと輝きました〜✨
それ以来モカちゃんの大好物となり、食欲不振の時やご褒美として度々「アメリカンチェリー定食」が登場しています。
この定食の中で不正咬合の進行を遅らせるものがあります。それは何でしょうか?
答えは、ペレットです。
ペレットを与えることについて
強制給餌の状態では体重を増やすことができません。そればかりか、
- 前歯で咥えたり噛み切る力
- 咀嚼力
- 飲み込む力
なども日に日に衰えてきます。
不正咬合の再発
強制給餌中のモルモットは日によってはとてもしんどそうです。
できるだけ負担をかけたくありませんよね?
でも楽ばかりしていては、筋力があっという間に衰えてしまいます。
私は不正咬合の手術後チモシーが食べれなくなったモカちゃんに、ペレットをあげていませんでした。
すると1〜3ヶ月後に再発するといわれていた奥歯の不正咬合が2週間くらいで再発し、3週間後に2度目の手術を受けることになりました。
固いものを与えていなかったので奥歯を磨耗することができず不正咬合が再発し、奥歯の咀嚼力や飲み込む力も徐々に弱くなっていきました。
ペレットで不正咬合の再発を遅らせる
モカちゃんが食べれる唯一の固いものがペレットでした。
ペレットは水分や果汁を含ませて与えます。最初は飲み込めなかったペレットも、時間をかけて咀嚼し少しずつ飲み込めるようになりました。
ペレットを食べさせるようになって1ヶ月経ちますが、モカちゃんの奥歯の不正咬合を遅らせことができています。
奥歯の不正咬合の手術は麻酔をかけるので、モルモットの身体にとても負担がかかります。
術後はボーッとして食べれないので体重が減り、体調不良になるので通院はできるだけ避けたいものです。
食後にペレットをあげるのは時間がかかりますが、毎食8個くらいから食べれる量まで根気よく与えています。
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まとめ
強制給餌の粉末エサと野菜や果物の与え方について書きました。
モカちゃんは食欲不振になり、前歯と下の奥歯が不正咬合になりました。
強制給餌をゴールデンウィークからはじめ、2ヶ月半が経ちました。モカちゃんは自力で食べれず、食べれる物がどんどん減っています。
強制給餌の状態では体重を増やすことができず、減る一方です。少しでも美味しく食べて体重を維持できるように日々頑張っています。
同じように頑張っているモルモットちゃんと飼い主さまの参考になれば幸いです。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡