この記事はモルモットのモカちゃんの不正咬合の手術について書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
食欲不振のペット、モルモットのモカちゃんは不正咬合になりました。
不正咬合は歯の噛み合わせが悪くなる病気です。モカちゃんは下の奥歯が内側に伸びて重なり合い、舌が圧迫されて動かなくなっていました。
不正咬合の奥歯の手術は、麻酔をかけて伸びた奥歯を切除します。顎や歯根の状態を診るためにレントゲン撮影もしました。
モカちゃんの顎は歯根に押されて変形していたので、不正咬合は完治せず再発するとのことです( ; ; )💦
あらかじめ手術代は2、3万円位だと聞いてましたが、さて費用はいくらだったでしょうか〜(*´꒳`*)?
先生からモカちゃんの歯の写真いただき、レントゲンの写真も撮らせていただきました。
レントゲンの写真を撮らせて欲しいとあらかじめお願いしたら、写真を撮ってくれていました✨
不正咬合は食欲不振の原因になるとても怖い病気です。
体重がみるみる減り症状もどんどん悪化していくので、早期発見、早期治療が求められます。
モルモットの不正咬合の手術代はいくら?モカちゃんの歯の写真とレントゲン
モルモットのモカちゃんが食欲不振になりました。
- 体重の減少
- 小屋にこもっている
- 口が開けにくくなる
- 💩が小さくなる
- 自ら飲食ができない
モカちゃんのその時の症状は「食欲不振のモルモット、シニア期のモカちゃん動物病院へ行く【強制給餌グッズ】」の記事で書いています。
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食欲不振のモルモット、シニア期のモカちゃん動物病院へ行く【強制給餌グッズ】
食欲不振の原因追求のために病院をまわり、3つ目のエキゾチックアニマル病院でやっと病名がわかりました。
診断結果は「不正咬合」でした。不正咬合は歯の噛み合わせが悪くなる病気です。
先生は器具を使って奥歯を見て、下側の奥歯の不正咬合があることを見つけてくれました。
不正咬合については「モルモットの不正咬合って何?原因と予防、進行するとどうなるの?」の記事で詳しく説明しています。
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モルモットの不正咬合って何?原因と予防、進行するとどうなるの?
モルモットの歯について
モルモットの歯は前歯だけでなく、喉の奥には奥歯があります。通常前歯は目視することができますが、奥歯はできせん。
人間の歯の歯根は細長くなっているのに対して、モルモットの歯は真っ直ぐな状態のまま伸び続けます。
奥歯は臼状になっていて牧草のチモシーなどを歯ですり潰すことで削れて、上下の噛み合わせを保っています。
ところが何らかの事情で歯が伸びだすと歯の噛み合わせが悪くなり、不正咬合が発症します。
前歯を削るには麻酔なしでもできますが、奥歯は麻酔をかけて切除することになります。
エキゾチックアニマル病院へ行く
手術前日の受診
モカちゃんの行ったエキゾチックアニマルの病院での不正咬合の手術は、日帰りでもできます。
朝一に来院して不正咬合が分かると、手術して様子を見てからお昼前に退院ができます。
小動物の麻酔は危険を伴うので、術後麻酔から目覚めて容体をみる必要があります。
ですが、モカちゃんが来院したのは日曜日のお昼前でした。午後の診療がなかったので、
- このまま一泊入院するか
- 次の日の朝一に出直すか
選択しなければいけませんでした。
モルモットは神経質なので長期の外出はストレスになるため、月曜日の朝一の手術にしました。
※午前診療の昼前の手術では、午後診療での受け取りになるともいっていました。
その時のやり取りは「モルモットはエキゾチックアニマル病院で診察すべき理由」の記事をご覧ください。
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手術日の予定
モカちゃんは頭部のレントゲン撮影をしてから、ガスの麻酔をかけて不正咬合の手術🐹
麻酔から目覚めてた様子を観察して、異常がなければ退院🐹
☝️12:00より早くなるようであれば連絡をくれるとのことでしたが、モカちゃんは予定通りのお迎えになりました。
不正咬合の写真とレントゲン
不正咬合の手術前と手術後の写真
モカちゃんは前歯が斜めに伸びていました。下の奥歯は内側に伸びて重なり合い、歯で圧迫しされた舌は動かなくなっていました。
舌が動かなかったから、飲食ができなかったんだね(´•ω•̥`)
重なり合った奥歯をカットして、舌が自由に動くようになりました。(左側の歯は若干長めに残っています。)
人工的に切った歯の噛み合わせは前歯と奥歯のバランスもあり、完治は難しく再発することが多いとのことです。
切除の際に歯に振動が加わるので、歯や歯肉が弱って抜け落ちることもあります。
麻酔は小動物の身体に負担があり、振動の伴う歯の手術は抜歯の危険があるので、術後はチモシーや固いペレットが食べれるようになると不正咬合を遅らせることができます。
顎のレントゲン写真
不正咬合は歯根側にも問題か起こることがあるため、レントゲン撮影をして顎の状態を診ます。(4枚)
モルモットの歯は筒状に真っ直ぐに伸びます。不正咬合がはじまると歯根側が伸びて顎の骨を押すことがあります。
モカちゃんの顎は4本の歯の歯根に押されて、左顎が変形していました。完治は難しく、1ヶ月〜3ヶ月後に再発するとのことでした。
個体差もあり早い場合は1ヶ月後ということで、モカちゃんは1ヶ月後に経過を見せに受診することになりました。
不正咬合の痛みについて
先生、痛みはあったのでしょうか?
顎に慢性的な痛みがあったのではないかということです。
モカちゃんの下の奥歯は歯根が顎を押して変形し、顎のラインがポコポコになっていました。
ひどい場合は歯根が顎を突き抜けて皮膚から飛び出して、化膿するそうです。
モカちゃんは手術前から顎を開けるのが難しそうだったから、顎に痛みがあったのかも。
手術代はいくら?
モカちゃんの手術代の内訳です。
- 再診料 500円
- 鎮痛剤(エキゾ動物・処置料) 5,000円
- 臼歯切 4,000円
- X線検査(エキゾ動物4照射) 5,500円
- 消費税 1,500円
- 合計 16,500円
エキゾチックアニマルは少し料金設定が高くなります。前日に2、3万円…と聞いていたので、とても良心的な料金だと思いました。
手術代16,500円って、安くてありがたい〜。
検索してみると2万円から6~7万円と書いているサイトが多かったです。
再発時の手術代は、レントゲンを撮らなくてもいいとのことでもう少し安くなります。
モカちゃん、体重増やして頑張ろうね〜🐹
手術後の様子
術後のモカちゃんはひたすら眠いようで、目がしょぼしょぼしていました。
2日にわたる3時間の外出のストレスと手術の麻酔の影響もあり、食欲もなく体温は高めです。
更に体重が減る
何より困ったのは体重の減り方です。元々800g以上あった体重は、手術日630gから翌日600gに落ちてしまいました。
人間で例えると、2ヶ月間で50kg→37.5kgの体重になったことになります💦
相変わらず食欲がない
術後、ペレットやチモシーが食べれるようになりました〜!
と言いたいところですが、食欲があまりなく強制給餌のエサやりを続けています。
術後は体温が高めで、水分を異様に欲しがりました。
もぐもぐタイムが大変!
舌が動くようになったので自ら食べれるようになると期待しましたが、術後も自ら食べようとしません。
〈対策〉2〜3時間ごとに強制給餌のエサと柔らかな果物で、もぐもぐタイムを儲けています。
- 5mm角に切った果物→口に入れてあげる(30分かけてもぐもぐ)
- ふやかしたペレット→口に入れてあげる
- 強制給餌のエサやり→時々果物や野菜の汁を絞って入れる(同じ味では飽きるため)
食事タイムはもぐもぐタイムが加わったので、長い時で1時間くらいかかります。
もぐもぐ食べて可愛いのですが、ちょっと大変〜💦
顎が開けにくく汚れる
顎が痛いのかあまり開けたがりません。とても食べたいものがあったり、お水が飲みたがったりするとシリンジにがっつきます。
顎をあまり開かないのは痛みがあるからなのか、食欲がないからなのかは微妙なところです。
強制給餌をしていると顎がとても汚れます。これは手術前からなのですが、顎が汚れるので毎回ティッシュの小山ができます。
〈対策〉ティッシュの減りがすごいので、柔らかなトイレットペーパーに変更しました。
焦らずゆっくりモカちゃんと接して、少しでも体重を増やしてあげたいな〜と思っています。
YouTube「モルモットのモカちゃん~不正咬合の手術に行く~」
モルモットのモカちゃんがエキゾチックアニマル病院で手術後の様子を動画にしました。よろしければご覧ください。
参考にしたサイト
私はMAMIさんのサイトを拝読して歯の異常を疑い、再度エキゾチックアニマル病院に行く決心がつきました。
モカちゃんの食欲不振の原因が分かったことに感謝します✨
そして当サイトにご訪問下さったモルモットの飼い主さんのお役に立てればと思いました。参考にしていただければ幸いです。
まとめ
モルモットの不正咬合の手術について書きました。
日帰り手術の費用は16,500円、3時間ほど病院にいました
不正咬合は完治しにくく再発する病気です。モカちゃんの場合は顎に変形があったので、1〜3ヶ月後に再発します。
外出の手術のストレスなども重なり2日間で30g体重が減り、800g以上あった体重が600gになりました。
術後2日目も食欲はあまりなく、強制給餌が続いてます。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡
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