モルモットの不正咬合って何?原因と予防、進行するとどうなるの?

この記事はモルモットの不正咬合の原因と予防、進行したらどうなるかについて書いています。

こんにちは、モカリーナです♬

モルモットがモグモグ食べる姿ってとても可愛いですよね(*´꒳`*)

まるで野菜がシュレッダーにかけられるような食べ方を見ていると、ついつい美味しいものをあげたくなってしまいます。

でも、ちょっと待ってください!その食事ってモルモットにとっては危険ですよ。

本来は食物繊維の多い牧草を食べているモルモットは、飼育下で野菜や果物など食べ過ぎることによって、様々な病気を引き起こすことになります。

モルモットに多い不正咬合は歯の噛み合わせが悪くなる病気で、食欲不振や歯肉や顎の炎症がおこります。

モルモットは歯が一生成長し続けるので、不正咬合の予防は牧草中心の食事にすることです。

固いチモシーで口内が傷つき食欲が落ちることもあるので、毎日の様子を観察してあげてください。そして食欲不振になった時に、モルモットが診れる病院を探しておくことが大切です。

この記事ではペットのシニア期ののモカちゃんの不正咬合の体験も織り交ぜながら書いています。

モルモットの不正咬合の原因について

モカちゃんの不正咬合

モルモットの食欲不振の原因の一つに不正咬合があります。

不正咬合とは歯の噛み合わせが悪くなる病気です。

REIYA
REIYA

なぜ不正咬合になるのかな?

齧歯類のモルモットは歯が伸び続ける生き物です。本来は牧草など食欲不振繊維の多い植物を食べて、歯を磨耗させています。

ペットとして飼われているモルモットは牧草だけでなく野菜や果物、ペレットなども食べるため、不正咬合が起こりやすくなります。

自然化では寿命が3年といわれていますが飼育下では5年以上と長寿なので、高齢のモルモットが発症しやすい病気です。

合わせて読みたい!

歯やアゴに問題ないのに食べれない・欲しかったのはエサではなくて〇〇【モルモット】

不正咬合は再発しやすく怖い病気

不正咬合は一度発症すると完治が難しい病気です。

理由はモルモットは前歯だけではなく喉の奥にも奥歯があり、お互いの歯のバランスで噛み合わが成り立っています。

不正咬合の治療は人工的に歯を切るので噛み合わせがピタリとあうことは少なく、再発することが多いのです。

モルモットの歯について

モカちゃんの前歯

モルモットの前歯は目視することができますが、奥歯はできません。

人間の歯の歯根は細長くなっているのに対して、モルモットの歯は真っ直ぐな状態のまま伸び続けます

奥歯は臼状になっていて、牧草のチモシーなどを歯ですり潰しながら削れて上下の噛み合わせを保ちます。

不正咬合が進行するとどうなるの?

では何らかの理由で歯が伸び続け、不正咬合が進行するとどうなっていくのでしょうか。

前歯の不正咬合

前歯の不正咬合は目視できるので気付きやすく、麻酔なしでも治療ができます

モルモットが暴れたりしなければ、5〜10分くらいで切ってもらえます。

歯の処置は前歯と奥歯のバランスをしっかりと診てもらう必要がありますが、一般的な動物病院ではこの判断が難しいです。

不正咬合の発見ができないこともあるため、エキゾチックアニマルの病院に行くことを強くおススメします。

合わせて読みたい!

歯やアゴに問題ないのに食べれない・欲しかったのはエサではなくて〇〇【モルモット】

上側の奥歯の不正咬合

不正咬合が進行すると、上の奥歯は外向きに頬に向かって伸び続けます。目が開けにくくなったり、涙がでたり目に障害がでます。

REIYA
REIYA

食欲不振になったり、涙が出続けたりしていると要注意だね!

奥歯不正咬合

下の歯は内側に伸びていき舌を圧迫したり、歯根側が顎を突き抜けて化膿し、ひどい場合は頬に穴が開く場合もあります。

そして前歯を削るには麻酔なしでもできますが、奥歯は麻酔をかける必要があります。

ペットのモカちゃんは奥歯が内側に伸び続け舌が圧迫されて動かなくなり、歯根に押された奥歯で左アゴが変形していました。

こうなると完治できず、不正咬合は1〜3ヶ月位で再発します。

歯が抜けた場合

モルモットの奥歯は間なく生えているので、歯が抜けた場合は抜いた横の歯は空きスペースに倒れるように生えてきます。

また抜けた歯と嚙み合わさる歯は、空きスペースにどんどん伸びてきます。

そのため余程の理由がないと抜歯をすることはありません。

不正咬合の治療では切除の際に振動などで歯に負担がかかります。そのため再発をくり返すと顎が化膿して抜歯せざるを得なかったり、歯が抜け落ちたりすることがあります

早期発見、早期治療のために専門医での受診を

不正咬合を放置した場合と重症度についてです。

〈放置した場合〉
  • 栄養不足や体重の減少
  • 歯根や顎の骨の感染症
  • 痛みによる死亡
〈重症度〉
  • 軽度 食べ方が衰えてきて、柔らかいものを好むようになる
  • 重度 ヨダレをたらしたり、全く食べれないようになる

モカちゃんは不正咬合の診断がつくまでに3つの病院にかかりました。その間2ヶ月弱で、軽度だった症状が重度に悪化していきました。高齢だったこともあり、治療しても食べる能力は戻っていません。

不正咬合は早期発見、早期治療がとても大切です。

モルモットの不正咬合はレントゲンで歯根側を診ることも重要です。またモルモットの不正咬合を診断できる専門の知識が必要です。

ぜひエキゾチックアニマルを診れる病院を受診してください。

モルモットはエキゾチックアニマル病院で診察すべき理由」の記事では、エキゾチックアニマル病院に行きつくまでの経緯を書いています。

合わせて読みたい!

モルモット専門のエキゾチックアニマル病院で診察すべき理由

不正咬合にならないために

モルモットはグルメな動物で、美味しいものを好んで食べようとします。

モグモグ食べる姿が可愛いので、ついつい野菜や果物などのおやつを与えたくなりますよね。

でも不正咬合の予防には繊維質の多い牧草を与えることが1番です。

チモシーなどの固い牧草を奥歯で噛み潰すことによって奥歯が磨耗し、腸の動きもよくなります。

また不正咬合を遅らせるものとして、ビタミンCや栄養バランスの整ったエサを与えてください。

モカちゃんは牧草を食べることができず、自らエサをほとんど食べれません。

強制給餌のエサとしてあげているのは、高栄養の「セレクションプロプラス グルテンフリー バイタルチャージ 」です。


セレクションプロプラス グルテンフリー バイタルチャージ 90g イースター フード 小動物 うさぎ バニー チンチラ モルモット 哺乳類 陸ガメ イグアナ は虫類 ビタミンC チモシー 高繊維 栄養 えさ βグルカン 健康 草食 食べ物 ご飯

YouTube「モルモットのモカちゃん~不正咬合の手術、3日目~」

不正咬合の手術から3日目のモカちゃんの様子を動画にまとめました。

まとめ

モルモットの不正咬合は噛み合わせが悪くなる病気です。

齧歯類のモルモットは歯が一生成長し続ける動物で、チモシーなどの牧草を食べて歯を磨耗しています。

歯が伸び続けると不正咬合になり、食欲不振による体重の減少、歯肉や顎の炎症がおこります。

不正咬合の予防は栄養バランスの摂れたエサ、ビタミンCの補給、そして牧草中心の食事です。

顎の動きが悪い、よだれが出る、目から涙がでる、食欲不振など不正咬合の症状が出たら、エキゾチックアニマルの診れる病院に行ってください。

早期発見、早期治療で重症に進まずにすみ、完治できる場合があります。

【お礼】

たくさんの方にモカちゃんを心配していただき、どうもありがとうございました。エキゾチックアニマル病院で、モカちゃんは無事に手術を受けて退院しました。感謝いたします✨

モカちゃんの不正咬合の状態や手術のこと、費用については「モルモットの不正咬合の手術代はいくら?【歯の写真とレントゲン】」の記事に書きましたので、よろしければご覧ください。

合わせて読みたい!

モルモットの不正咬合の手術代はいくら?モカちゃんの歯の写真とレントゲン

それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

モカリーナより♡

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。