この記事は不正咬合の手術後のモルモットのモカちゃんの1週間目の様子について書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
ペットのモルモットちゃん、食欲がなくてお困りですか〜?
食べることが大好きでいつもモグモグ食べているモルモットが、急に食べなくなると不安になりますよね💦
モルモットの食欲不振の原因の1つに不正咬合があります。不正咬合とは歯の噛み合わせが悪くなる病気です。
身体の中の病気ではなくて歯の問題ならよかった〜って、普通思いますよね。私もそう思っていました。
でもモルモットにとって歯の病気はとても深刻な問題です。重症になると自らエサを全く食べられなくなり、体重がみるみる減ってきます。
ウチのペットのモルモットのモカちゃんも不正咬合になりました。顎の変形があったため、完治はせずまた近々再発します。
モカちゃんは不正咬合の手術をしてから1週間、野菜やエサを自ら食べました。
この記事ではモカちゃんの食欲不振になった経緯と手術、その後の様子を書いています。食欲不振や不正咬合の参考にしていただきたいと思います。
自分から野菜を食べた〜!不正咬合の手術後1週間目のモカちゃん【モルモット】
モルモットのモカちゃんはクレステットモルモット、5歳前の男の子です。
モカちゃんはお見合いをして4匹のパパになり、息子と娘モルモットと一緒に暮らしています。
食欲不振の原因がわからない
モカちゃんは今年の3月30日に食欲不振になり、1ヶ月後にまた食欲がなくなりました。
動物病院に行き注射(炎症止め・食欲増進)をしたりお薬(食欲増進剤)を飲みましたが、体重は減る一方でした。
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食欲不振の原因は不正咬合だった
モカちゃんの食欲不振の原因は「不正咬合」だとわかり、手術を受けることになりました。
モルモットが診れる病院は数が少なく、3つ目のエキゾチックアニマルの診れる病院でやっとわかりました。
元々800g超あった体重は600gになりました。
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不正咬合の手術をする
モカちゃんは下の奥歯が内側に伸びて、歯が舌を圧迫して動かなくなっていました。
手術では伸びた奥歯を切除して、前歯を整えてもらいました。顎の変形があるため完治は難しく、1~3か月後に再発するとのことでした。
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手術後のモルモット、モカちゃん
長時間の外出と手術の疲れは、痩せた身体に負担がかかります。
麻酔から目覚めても、モカちゃんは自らご飯を食べようとしませんでした。
手術後3日目の様子
モカちゃんのしょぼしょぼしていた目に少し輝きが戻ってきたのは、術後3日目です。
小さく切った野菜や果物をお口に入れてあげると、ゆっくり食べれるようになりました。
モルモットを飼っているmo-sanからは、いつも励ましやアドバイスをいただきました。
強制給餌をしていると長い外出はできません。家で1人考える時間が多いので、とても励みになりました。
mo-san、ありがとうございます♡
手術後1週間の様子
強制給餌のエサだけでは体重はなかなか増えず、モカちゃんの体重は600〜610g。食欲が出るのを待っていると体重が減ってしまいます。
私は体重が500g台になるとかなり危険だと思っていて3時間ごとにエサをあげるのですが、お腹があまりすかないようです。
そんなモカちゃんも朝にはお腹が空くようで、「ご飯ちょーだい」と小屋から出てきました。
私と娘がぐっすり寝てしまって、夜間にエサが食べれなかったからです。
モカちゃんがすり鉢で擦った野菜を少し食べてくれた✨
スプーンからエサを食べてくれた〜♬
動画にしましたので、よろしければご覧ください。
不正咬合は完治は容易ではない
「不正咬合は再発する」
そう言われても、もしかして治るかもしれないって思いますよね。私も希望を持ってモカちゃんに接していました。
…でもモカちゃんの前歯は1週間にしてもう斜めになり、顎の開け方も斜めってます。
前歯が斜めに削られてしまう原因を考えました。
- 左顎に変形がある
- 人工的に削った歯の噛み合わせで、奥歯と前歯のバランスが崩れている
- クセ
不正咬合の完治には牧草のチモシーの咀嚼が必要なのに、モカちゃんは柔らかい物しか食べれません。
不正咬合の完治は難しいんだね💦
不正咬合の完治は容易ではないことを実感しました。
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日本では介護を、海外では安楽◯
食欲不振になったモルモットは、海外では9割の人が安楽死を選ぶそうです。
私はなぜその選択をするのか、理解できませんでした。日本では安楽死という概念は少なく、1割程度だそうです。
食欲不振になる不正咬合は何度も再発し、麻酔をして手術をしなければなりません。
身体の負担になる麻酔と、歯や歯肉に振動を与える手術は抜歯の可能性もあり、モルモットにとってとても辛いものです。
モカちゃんのように重症になってしまうと、強制給餌のエサで命を繋ぐことになります。
なぜ海外では安楽死を選択するのか、今は少し理解ができます。
そうは言っても私はモカちゃんのお世話をして、一緒に時間を過ごしたいと思っています。
モカちゃんを抱くとほわっと温かく、「一生懸命に生きてくれてありがとう」という気持ちになります。
まとめ
モルモットのモカちゃんの不正咬合の手術後1週間の様子について書きました。
自らエサを食べなかったモカちゃんが、野菜やエサを少し食べました。しかしながらほとんどの食事は、強制給餌のエサをシリンジであげているといった具合です。
モカちゃんはによる顎の変形があり、発見が遅れたのもあり重症化していきました。1ヶ月〜3ヶ月の内に再発します。
不正咬合は早期発見をして、治療を行うと完治できる可能性もあります。
モルモットが食欲不振になった時には、ぜひエキゾチックアニマルの診れる病院で専門医の受診を受けてください。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡