この記事は顎が変形し不正咬合になったモルモットのラテちゃんについて書いています。
こんにちは、モカリーナです♬
モルモットの歯の噛み合わせが悪くなる「不正咬合」は最も多い歯の病気です。
モルモットの歯は前歯と口の中に奥歯があり、1度不正咬合を発症すると前歯と奥歯のバランスが崩れて完治することが困難です。
昨年にはモルモットのモカちゃんが、そして今年はモカちゃんの息子のラテちゃんも不正咬合になりました。不正咬合が進行すると自力でエサが食べられなくなります。
不正咬合は高齢のモルモットがなりやすく、発症のきっかけは様々です。
この記事ではモルモットのラテちゃんの不正咬合について書いています。モカちゃんの過去記事も参考にしてください。
よだれが垂れてエサが食べれないモルモット・歯の病気と顎の変形【不正咬合】
モルモットに最も多い歯の病気「不正咬合」は、歯の噛み合わせがうまくいかず歯が伸びすぎてしまう病気です。
伸びすぎた歯が舌や頬にささったり顎が痛くて食欲が減り、よだれが出たりします。
モルモットは見えている前歯の他に、口の奥の方に奥歯があります。この前歯と奥歯のバランスが乱れることにより、自力でエサが食べるのが困難になります。
モルモットのモカちゃんは食欲不振のためエサを食べず、歯が伸びてしまったために不正咬合になりました。
モルモットの前歯は病院ですぐにカットできますが、奥歯は口の奥にあるため麻酔をかけての手術になります。
モカちゃんが不正咬合になった時の記事はこちらをご覧ください。
モルモットのラテちゃんの不正咬合の経緯
モルモットのラテちゃんは、モカちゃんの子供の4匹の内の1匹です。
とても食いしん坊で身体も頑丈そうに見えたラテちゃんは、ある日ゲージ内の小屋の中にうずくまり動こうとしませんでした。
口を開けるのが痛いようで、エサを食べることができませんでした。
不正咬合の原因は歯の異常な生え方と顎の変形
モルモットの寿命は4〜6年や5年〜7年ともいわれて、ラテちゃんは4歳3ヶ月で不正咬合を発症しました(2022年3月に発症)。
振り返ってみればその原因は半年以上も前のことです。
- 前歯の1本が太く生えてくる
- 太い歯が縦に裂けて割れて折れ、すきっ歯になる
- 残っていた太い歯が折れる
- 顎の噛み合わせが悪くなる
- 顎が変形し、痛くて食べれなくなる
そして顎が痛いせいもあり口を開けるのが難しく、前歯でエサを加えることもできなくなりました。
エキゾチックアニマル病院へ行く
ラテちゃんを連れてエキゾチックアニマル病院へ行きました。
先生は顎のラインに触れただけで、顎が大きく変形していることによる不正咬合だと気が付きました。
ラテちゃんは顎の変形により、奥歯が伸びないようだということでした。こちらの都合でレントゲンを取らなかったので、それ以上の詳細は分かりません。
現時点で不正咬合が判明してから4ヶ月経ちますが、奥歯が伸び切ってはいないようでラテちゃんの舌がペロペロと動いています。
ちなみにモカちゃんは1ヶ月で奥歯が伸びてしまい、その度舌が動かなくなるので3度手術をしました。
※病院へは1ヶ月ごとに行き、3ヶ月目は先生が入院されたとのことで、代わりの先生に前歯の切れるギリギリのラインまで切除をしてもらいました。
不正咬合は根治が難しい病気ですが、早期発見、早期治療で治る場合もあります。不正咬合の疑いがある場合は、早めにモルモットの診れるエキゾチックアニマル病院にかかってください。
合わせて読みたい!
強制給餌のエサやり
自力ではエサも水も飲めないラテちゃんは、強制給餌のエサ「セレクションプロプラス」に液体ビタミンCを入れて栄養を摂っています。
1回にたくさんの量を食べてくれるので、1日に4回エサをあげています。時々野菜をすり下ろしたジュースをあげていますが、それよりも強制給餌のエサが好きなようです。
私が帰省した時には1日に5回与えていましたが、娘は仕事があるので1日4回といった感じになります。
強制給餌がはじまるとどうしても体重の減少は避けることができません。
モルモットの雄の体重は800g〜1,200g。ラテちゃんは1,400gあったのですが、病気の発症から4か月後800gになっています。
よだれが多いモルモットのラテちゃん
ラテちゃんは顎が変形し不正咬合になってからは、小屋でジッとしていることが多いです。
ジッとしている間中顎からよだれが垂れてしまうので、身体が冷えるようです。暑い夏はクーラーを24時間つけることになるのですが、冷たい風にはとても注意がいります。
ペットシーツの下にペット用ヒーターを付け、好きな所に行けるようにしています。ヒーターが暑くなると移動して休めるようにです。ラテちゃんは特にキリンさんのペットハウスが好きなようです。
モルモットのよだれ掛け、ペットキャリー作りの記事は、こちらをご覧ください。
合わせて読みたい!
モルモットの可愛いスタイの作り方【強制給餌グッズ】 100均グッズを使ったオシャレなペットキャリー作り【モルモット】
仲良しのモルモットのメルちゃんと一緒に
家には3匹のモルモットがいます。
- アビシニアンモルモットの男の子 ラテちゃん
- ペルビアンモルモットの男の子 メルちゃん
- アビシニアンモルモットの女の子 ウニちゃん
ペルビアンモルモットのメルちゃんはラテちゃんのことがとても大好きで、ラテちゃんを見かけると嬉しそうに駆け寄り一緒に過ごしています。
雄同士は縄張り意識が強いのでマウンティングしたり喧嘩したり、時にはケガをさせることもあるのですが、2匹はとても仲良しです。
お互いのゲージを行き来して、一緒に過ごしています。シニア期のラテちゃんが少しでも長生きして欲しいと祈っています。
YouTube・【おしゃべり動画】3匹のモルモットの紹介
モカリーナの刺し子チャンネルでは、刺し子をしながら3匹のモルモットとモルモット御殿について紹介しています。
3匹のモルモットがどんな風に暮らしているか、ラテちゃんとメルちゃんが仲良く遊ぶ様子も紹介していますので、ぜひご覧ください。
モルモットの部分だけ見たい方は〈目次〉のモルモットの項目の数字をクリックしてください。
まとめ
モルモットの歯の病気に最も多い不正咬合になったラテちゃんについて書きました。
歯の噛み合わせが悪くなる病気の不正咬合は、発症すると完治するのが困難な病気です。高齢のモルモットがなりやすく、進行するとエサや水分を自力で摂ることが難しくなります。
ラテちゃんは異常な歯の生え方から顎が変形し、不正咬合を発症しました。
自力でエサや水分を摂ることができないため、定期的に強制給餌のエサをシリンジで与えています。
それでは明日また、モチャー イナ(*’▽’*)!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
モカリーナより♡